IS インフィニット・ストラトス ~さびしがり屋の少年~
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第一章 IS
精神的外傷 ~トラウマ~
前書き
タイトルが思いつかない...
大体、二話目が2時限目、今回は3,4時限目の訓練までですかね。
まぁ、要は休み時間ですね。
2時限目が終わり、次がIS訓練のため、僕と一夏君は廊下を走っていた。追われながら。
そして後ろには沢山の女子。
っていうか、女子ってこんな足速かったっけ!?
僕と一夏君全力で走ってるのに、差が開かないんだけど!?
「一夏君!前からくるよ!どうする?」
「くそっ!次の階段で下りるぞ!」
「了解っ!」
確か一度見たことのある校内地図だと一階にあったはず。まぁ、細かい道とかを全く覚えてなくて一夏君に道案内を頼んだんだけどさ。
ちょっと後ろを振り返る。そこには、80人近くの女子がいた。
...って
「えぇぇぇええ!?なんでこんな増えてるの!?」
最初はクラス内の女子20人くらいだったのに。
どうしてこうなったかというと...。
僕が一夏君を誘う
↓
なぜか女子が何かを叫びながら追いかけてくる。
↓
怖くなってきたので逃げる
↓
女子が4倍に膨れ上がる
と、言うわけです。
今僕がいるのは4階から降りてきて2階。
そして一階に向かっている。
幸いにも、前には誰もいないのでスムーズに進んでいる。
ちょっと怖いくらいに。
「よし、あとちょっとだ!」
そんな一夏君の声で正気に戻る。
そうだ。更衣室にさえつけばこっちのものだ!
そう思いながら全力ダッシュ。
いい加減息が切れてきたが気にしない。
..で、思ったんだけど、さっきフラグ立たなかった?
そう思いながら角を曲がる。
「蒼空!後はここをまっすぐ行けば――」
そこで声が途切れる。
まぁ、そうだろうね。僕もびっくりしたし。
なんせ、更衣室の前に20人くらい女子がいるからね。
これって全学年参加してないよね?この学校がすごい心配になってきた。
と、言うわけで捕まりました♪
質問攻めにされました。(主に僕が)
『身長、体重を答えて』
「128cm、34kg」
『年齢は?』
「高校なんだから15歳に決まってるじゃないですか!?」
『じゃあ3年後に蒼井から佐竹に変わりますがよろしいですね?』
「待って!?なんで僕養子にされてるの!?そしてその紙は何!? ガチ?まさかのガチですか!?って、なんで、僕の指が朱肉につけられてるの!?...クソッ!こうなったら全力で...微動だにしないだと!?女子ってこんなに力強いの!?...一夏君...助け...」
「ごめん無理」
「即答っ!?誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!!」
この騒ぎは結局名前も知らない先生が助けてくれるまで続きました。
....疲れた。精神的に。
【蒼空のIS学園に入ってのトラウマ 一つ目】
後書き
はい。一個目のトラウマです。
...わ~い。タイトルは結構かっこいいのに中身がふざけてる~。
...本当にすみませんでした!
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