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FAIRY TAIL〜黒き妖精王〜

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10話 第二の転生者と妖精王

 
前書き
お久しぶりです

テストが終わり
少し時間が出来たので

短いです
 

 
光が止みそこには


















「あ……がぁ…が…」


真っ白になったジョゼがいた


グングニルには闇を祓う性質がある
最後に使ったあれはグングニルのエネルギーを放つ技とびっきり強力な浄化能力を持っている
場合によっては相手の邪悪な心を打ち消す事もできるが今回はしない

ちなみに、以前こいつを使って闇ギルド討伐に行ったときはこんなことになるとは知らずに使ってみんな綺麗になった
今その闇ギルドは魔導師ギルド兼孤児院になっている
時々俺はレビィと一緒に遊びに行って居る








妖精(俺たち)を舐めた報いだ
ジョゼお前の負けだ!」


ジョゼは倒した
しかし……








「レインはまだジョゼを倒せて無いのかい⁉」

ギルドを襲うシェイドは消えていなかった





「何でシェイドが消えてねえ⁉ジョゼは俺が倒したはずだろ!」



すると、レインの後ろには金色の髪の男が立っていた
「なぁ、お前の魔法ってどんなのだ?」

「誰だお前‼」

頭に手を置かれた

「いいから答えろお前の魔法はなんだ?」

「そんなの答えるわけ……⁉
オ……オレノマホウハ……グリードメイク……ジブンノスキナセイシツヲモタセタドウグヲツク…レル…」

口が勝手に動いた

「ちぃっ!」

「もう遅い‼」

そして俺の手が本の表紙に当てられた(・・・・・・・・・・・・・・)


しまった‼これは!

「にぃ!盗賊の極意(スキルハンター)成功だ
貰うぜお前の魔法」

やられた!
が……

「くくく!欲望の造形魔法(グリードメイク)炎獄の剣(ムスペルヘイム)‼」

奴の手に現れたのは炎の剣だった

「カカカ!こいつは全てを焼き払う剣だ!これで終わりだ!」

あーあ、そんな雑な性質付加すると……

「なっ!何故ムスペルヘイムの炎が俺にまで!
うわ!うわあああああああ‼‼」

「いや、お前の所為だよ」

「何⁉」

「お前、全てを焼き払うって性質だけしか付けなかっただろ
それだと自分も対象に入るんだよ」

「なっ!だが、お前の道具はお前を攻撃して無かったぞ!」

「そりゃお前造り主を攻撃出来ない、自分が味方と認識した者に影響を与えないって性質を基本的に付けるようにしてるからだろ」

「ちっ……そうだったのか…
まぁいい俺はガイル・エリア……お前…転生者だろフェアリーテイルにお前みたいなやつはいなかった」

「やはりかさっきの魔法……いや、念能力か盗賊の極意(スキルハンター)だろ」

「そうだ、俺はこれを他人の魔法に対して使えるのさ
くくく……お前の魔法便利だな
使わせてもらうぜ!
もう一度ムスペルヘイムだ‼」

面倒だな……
グングニルがあるという事は幸い他の道具も使えるということだ
炎の剣か……
何がいいかな……
使い勝手悪いが

「換装、嫉妬の炎槍(レヴィ・ア・タン)

レインの手に現れたのは淡い紫色の槍だった
石突、柄、そして鋒まで同じ色の槍
その槍は細部まで拘っており大きな龍にも見えるように造られていた

「ふーん、それがお前の武器か……だが、俺にはこれがあるのさ!行け、輪廻幽兵(ネビュラシェイド)

ガイルの周りに現れたのは赤黒いシェイドだった
これはギルドの周りにいたのと同じだった

「こいつは……復活するタイプのシェイドか!
なら、本体を叩かないと無駄か
久しぶりに暴れるぞレヴィ!」

すると、レインの周りにゆらりとした空気が漂い始めた

「なんだ……
面白い……勝負だレイン‼」

「正直面倒だが……潰す…俺のギルドを壊した罪だ
相応の罰を受けろ‼」

「だが、俺のムスペルヘイムには勝てんさ‼焼き尽くせムスペルヘイム‼」

紅い炎が剣から上がりレインを襲い始めた

「……なんだ…その程度か
俺の魔法使っておいて…がっかりだよ…」

ブォン‼

レインがレヴィ・ア・タンを振るうとムスペルヘイムの炎は掻き消えてしまった

「なっ⁉何故燃え尽きない‼」

「お前の魔力じゃランクは精々3が限界さ
俺の着ているコートもこいつもランクは10
その程度じゃ比べるまでもないさ
だが、羨ましいな(・・・・・)

「あぁ⁉何を言って……⁉」

羨ましい
レインがそう言った途端レヴィ・ア・タンからその槍と同じ色の炎が上がり蛇のようなドラゴンの姿をとった

「こいつはな俺が羨ましい、妬ましいと思ったものを焼き尽くすのさ
俺は……お前とお前のムスペルヘイムの弱さが羨ましい(・・・・・)‼」

ゴォ!
そんな音と共に炎のドラゴンはガイルを飲み込みその体で焼き始めた

「な、何だよこれ‼
熱い!うわああああああああああ‼‼」

ボシュウ……

炎が消えたそこには
ガイルが着ていた服のみが残されていた

「さて、これでシェイドも消えただろ
グリードメイクは戻ったかな……
よっと…!」

レインの手には小さな指輪が現れた

「これを嵌めて……よっ!」

レインが指輪を嵌めた手を上に翳すと







ヒューーーーーーー

ドーーーーーン‼

「よし、戻ったな」


花火が上がり
その花火は

WIN

となっていた
 
 

 
後書き
嫉妬の炎槍(レヴィ・ア・タン)
自分が羨ましい、妬ましいと思ったものを焼き尽くす

自分との差が大きいほど炎の熱量は大きくなる
上への差だけでなく小さい方への差もカウントされる
今回の場合は相手が自分よりもはるかに弱かったので灰すらも残らなかった



下手な文章だな…… 
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