DOP少女セニアちゃんの海賊冒険記
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
DOP少女セニアちゃんの暴走
プルトンで移動していると、かなり時間立っている事がわかった。ちょっと修行し過ぎていたのだ。そう、かなり不味い状態だ。何故なら、エースお兄ちゃんの処刑が原作より前倒しされて行われるらしいので、慌てて飛び立ったのだ。というか、私が関わったせいかも知れない。でも、ルフィお兄ちゃんもその分、早い。
『諸君らに話しておく事がある』
そして、続くのは暴露して行く。
『世界最大の悪の血を引いてきてた子供。その片割れがお前だ。知らんわけが無い』
ここが原作とは違う所だね。正確にはルフィは弟になるかも知れないけどね。
『お前の父親は海賊王、ゴールド・D・ロジャーだ』
「シエル、最大船速で向かって…………いや、主砲と副砲をチャージして準備をしておいて」
「うん。どうするの?」
「ちょっと、飛んでくるよ。通信を繋げておいてね」
ボクはヴォーカロイドのようなマジックブーストを装備した。これには通信機能まで入れておいた。プルトンの設備とメカニックの技術で余裕だった。
「テレポート」
ランダムに世界中を移動しまくるという暴挙に出たのだ。
MP回復しまくりで、638545回目にして目的地に着いた。しかも、その場面はすごい場所だった。
「オーズゥウウウウウウウゥゥっ!!」
そう、エースお兄ちゃんが死にかけのオーズに叫んだ所だった。うん、オーズの頭上に出たのだ。下を見た瞬間。理解したボクがやる事は一つ。
「リザレクション」
自愛の杖Ⅱを掲げげて魔法を発動する。
「え?」
「おっ、オーズ?」
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉっ!!!」
倒れているオーズが巻き戻しのように身体が再生する。そして、全快状態のオーズに復活した。もちろん、角蜥蜴も消滅している。
「「「「「「ありえねぇええええええええええええっ!!!!」」」」」
「エースお兄ちゃん、お待たせ! 海軍共よ絶望せよ。白ひげ爺ちゃんん達は喚起せよ。エースお兄ちゃんの妹、バグキャラセニアが登場だよ!」
「もう一人が釣れたか!!」
「よっと」
残影でエースお兄ちゃんの裏に行って、刀で海楼石を叩き斬ろうとする。
「奴を止めろ!!」
「あいよ」
黄猿が一瞬で乱入して来る。
「邪魔だね。来い、スレイブ達」
「面妖だねえっ!」
「逃げろっ、馬鹿妹!!!」
仕方無いので、取りあえずは白ひげ辺りまで下がる。
「おい、お前は…………」
「エースお兄ちゃんの妹です。一時だけ海賊に入れて貰っていいかな?」
「構わねえぞ。それでエースが助かるなら構わねえ」
「じゃあ、承諾。さあ、ここからがアークビショップセニアちゃんの力を見せてあげる。カントキャンディダス、クレメンティア、プラエファティオ、コルセオヒール」
全体支援を叩き贈りまくる事で、白ひげ海賊団はダメージを受けても一瞬で回復されるし、バリアも存在する。支援もかなりある。
「ふははは、死なない、殺せない兵士に海軍共は勝てるかな!!」
「グラララ、化け物だな…………」
「ああ、これはサービス。クリアランス」
「こいつは…………」
白ヒゲの病を治して上げた。ただ、副作用で悪魔の実まで出て来た。状態異常と判断されたのかね?
「こいつはいいな」
そして、食べる白ヒゲ。
「んじゃあ、暴れて来るかね」
「行ってらっしゃい。援護は任せて。一発派手に行くから。魔法力増幅…………メテオストーム」
大量の隕石を海軍本陣へと叩き込んでやる。
「ちっ!!」
赤犬と青キジが溶岩と氷で防いで隕石を凌いでて行く。
「てめぇ、援護とかいいつつ、殺す気まんまんだったろ」
「バレタ? あ…………」
その時、ちょうどルフィお兄ちゃんも到着した。空からだけど。役者は揃ったね。
「シエル。そっちのチャージは?」
『できてるよ』
「OK。全域のでんでん虫を乗っ取って、ボクの映像を流して」
『了解』
直ぐにハッキング出来ないようだ。その間にルフィお兄ちゃんと白ひげおじちゃんと話し合いをしていた。
「ルフィお兄ちゃん、エースを目指して。こっちが海軍の動きを止めるから」
「セニア、頼むぞ!!」
「任せてよ」
丁度ハッキングが終わったようで、至る所にボクの映像が出た。
「海軍全軍に告げる。降伏し、エースお兄ちゃんを開放せよ」
『なんだと? そんな物、受け入れられるはず無いだろう』
「私は古代兵器プルトンを所持している」
『『っ!?』』
「その証拠を今から見せてあげる。シエル、目標はマリンフォードの上部。副砲を撃って」
『了解』
光が轟いた瞬間。マリンフォードの上部が消し飛んだ。
「ふははははははは、これが私の力だ! ああ、ルフィお兄ちゃんは海賊王になるとか言ってたから、私は世界の王になるとでも言ってあげようか?」
『きっ、貴様…………』
「シエル、主砲を天竜人の首都に向けて」
『おいっ!! まさかっ!!』
「天竜人を殺されたく無かったら、降伏しないと消し飛ばす。その次はここだよ。今、ここに海軍の全戦力が存在している。つまり、消し飛ばしたら、後はなくなる」
『エースごと殺す気か』
「最悪、後で蘇生させれば良い」
できないけどね!
『『「なんだとっ!!」』』
「ふははは、さあどうする? どうする? あ、到着しちゃった」
空に浮かぶ巨大な船、プルトン。それらは全訪問を開いて、マリンフォードを狙って居る。主砲だけは天竜人の都に照準している。
「ん、シエル。どうしたの?」
『面白い物が有ったから、奪ったよ。行け、パシフィスタ。海軍を皆殺しにする準備して』
『パシフィスタが全機乗っ取られちまったぜ!』
『なんだと!!!』
大量に出て来たパシフィスタは海賊では無く、海軍へとその口を向けていく。既にお兄ちゃんも良い
「さあ、皆。始めよう。おじいちゃん、ゴメンネ。シエル。開放しないみたいだから海軍を滅ぼそう」
『了解!! 全訪問放て。パシフィスタ達も海軍を滅ぼせ』
その瞬間。上空と地上から光の乱舞が始まる。そして、ワープポータルに乗ってシエルと共に戦場へと出る。
海軍
「これは不味いね~」
「くっ…………まさか、プルトンまで持ち出し、パシフィスタまでも奪われるとは…………」
「取りあえず、アレは沈めないとまずいんじゃないかい?」
「だが、天竜人はどうする?」
「やむをえん。放っておく。海軍の戦力が消えるほうが不味いわ。予定通り、作戦を…………」
『実行させると思ってるの?』
「何者だい?」
『シエル・メサイア。プルトンを操ってる。でも、取りあえず…………選択したなら天竜人には消えて貰う。アイツ等、嫌いだから』
「ちっ!!」
プルトンより主砲が発射され、レッドラインの一部が跡形も無く消滅した。
『さて、次はそっちの番だね。でも、まともに相手するのも面倒だから、そっちのパシフィスタと同じく、プルトンの防衛戦力を出させて貰う』
「おいおい、これ以上、何を出して来る気なんだい?」
「ロクなもんじゃないだろうがな」
「だろうな」
ページ上へ戻る