バカとテストと死んだ世界戦線
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地下ギルド到達!&天使襲撃!
前書き
寮生活のせいであまり更新出来ません…。それでは第9話どうぞ~。
地下ギルド
僕たちは地下ギルドにたどり着いた。地下ギルドに着いたら、そこは巨大な機械工場だった。こんなのが地下にあるなんて思いもしなかった。すると、地下ギルドの人たちがゆりさんの方に集まって罠を乗り越えてここまで来れたことを褒めていた。だが、ゆりさんはそんなことは気にせずギルドの人達に問いかける
ゆり「みんな、罠が解除されてないということは天使がこっちに来ているの?」
地下A「 あぁ、天使がこっちに来ているんだ。今頃こっちに向かっているだろうな『バガァァァン…』っと罠にかかったな…」
音無「だいぶ近そうだな…どうする、ゆり?」
ゆり「しょうがないわ。みんな、ここは爆破するわ。天使に場所を知られた以上、ここは破棄にします」
ギルドの人たちは、全員驚いた顔でゆりさんを見ていた。ギルドの1人が
地下B「でも、ここを爆破したら俺達はどこで武器を作ればいいんだ?ゆりっぺ」
???「オールドギルドで作ればいい。あそこは、ほとんど何もないが土くれなら大量にある」
ゆり「あら、チャー、いたの?」
雄二「ゆりっぺ、こいつがここのギルドリーダーか?」
ゆり「えぇ、そうよ。紹介するわ。この人はチャーで、ここのギルドリーダーよ。これでも一応私たちと同じ年齢よ」
えぇ!!マジで!!確かに外見はひげはもっさりしてるし、結構年いってると思うけど僕たちと同じ年齢なんて驚いてしまった…
雄二「質問がある。どうやって土くれから武器を作るんだ?」
ゆり「私から説明するわ。いわゆる錬金術みたいなものよ。その土くれから私たちが生きていた頃の記憶から弾や部品を思い浮かべて土くれを握ると弾や部品ができるわ。まぁ、銃とかは一から作んなきゃ駄目だけどね…とりあえずそういうこと」
雄二「もう、何でもありだなこの世界……」
本当にこの世界ってすごいよなぁ………
ドズゥゥゥゥゥン……
天使がまた罠にかかる音がする。それに音が近い……
ゆり「…だんだん音が近づいてるわね…チャー、今すぐここを爆破するわよ。いいわね…?」
チャー「あぁ、それでいい。おい!!お前ら!!今すぐダイナマイトをそこら中に仕掛けろ!!急いでやれよ!!」
『『『『了解!!!!』』』』
地下ギルドの人たちは、一斉に走りダイナマイトを仕掛けに行った。それと同時にゆりさんが階段を急いで登っていた。そんなに急いでどうしたんだろう?
明久「ゆりさーん!どこに行くのー?」
ゆり「決まっているでしょ。天使と戦って、時間稼ぎをするわ。」
そういいながら、ゆりさんははしごに登って行った。けど、彼女1人じゃ無理だ。僕も行こう
音無「吉井、お前も行くのか?俺もゆりを手助けする」
雄二「俺も行くぜ、明久」
明久「うん。行こう。音無君、雄二」
僕たちも天使の時間稼ぎとゆりさんを手助けする為はしごに登って行った
地下ギルド入り口付近
僕たちがギルドの入り口付近に着くとゆりさんがいた。そして、その向こうには天使がこっちに向かっていた
ゆり「あら、来たのね。てっきり来ないかと思ったわ」
音無「あそこにいてもやることがないからな」
明久「それにゆりさん1人じゃきついと思ったからね」
ゆり「そう、ありがとう。でも私は強いわよ。」
そう言いながら銃を構え、天使に向けて撃った。弾は天使の足や腹に当たって天使は膝をついたが、また動き出した
天使「ガードスキル、ディストーション」
天使がそう言うと、僕たちが撃った弾は無効にされていた。すると、ゆりさんが腰の辺りから軍用ナイフを取りだし、天使に急接近して戦っていた
音無「あいつ、近接戦闘もできるのか」
雄二「すごいな、あいつ」
明久「うん。すごいよ。さすがは戦線のリーダーだよ」
天使「ガードスキル、ディレイ」
明久「………あれ?天使の動きが速くなってない?」
さっきまでそんなに速くなかったのに、天使の動きが急に速くなっていた。それに気づいたゆりさんは結構苦戦をしていた。僕達は天使に向かって銃を撃とうとするが
明久「動きが速くて、狙いが定まらない…!!」
もし、このまま撃ったらゆりさんに当たってしまう。すると、ゆりさんの持っていた軍用ナイフが天使のハンドソニックで弾かれてしまい、天使がゆりさんに襲いかかった。このままじゃ彼女が死んでしまう。よし……一か八か天使に体当たりして、ゆりさんを助けよう。僕は彼女が死ぬ姿なんて見たくない!!
明音「「うおぉぉぉぉ!!」」
僕が天使に体当たりしようとすると、同時に音無君も来た。どうやら同じ考えだったらしい。そして二人で体当たりをして、天使はよろつきながら倒れた。その間に、ゆりさんを助ける。すると突然、地響きがして地中から戦車が出てきた。………え?地下ギルドの人たちってあんな物も作れるの?
チャー「おい!!ゆり!!今すぐ下がれ!!俺達が作った戦車で天使をぶっ飛ばしてやるぜ!!」
ゆり「あんた達!!やればできるじゃない!!みんな下がるわよ」
僕たちは、即座に下がってシェルターに入っていった。しばらくすると、砲撃の音とともに『ぐわあぁぁぁぁ!!!!!!』という声が聞こえた。シェルターから出ると、そこには全くダメージを受けてない天使とボロボロに壊れた戦車と倒れている地下ギルドの人たちの光景があった。そこで、地下ギルドメンバーの1人が
地下C 「へへ………やっぱり、記憶にない物はテキトーには作れないか…」
どうやら彼らは記憶にない物をテキトーに作ったらしい
ゆり「テキトーに作るなぁぁ!!」
地下C「ぶほぉぉぉ!!」
そこにゆりさんがジャンプしてギルドの人の腹にエルボーを喰らわせていた。そのやり取りを見てる間にチャーさんが声をかけた
チャー「おい!!今すぐここを爆破する!!全員、脱出口に急げ!!」
僕たちは脱出口に急いで入り、そこにチャーさんが来た
チャー「よし。ゆり、爆破するぞ」
ゆり「えぇ、やっていいわよ」
チャー「ファイヤー!!(カチッ)」
ドォォォォン!! ボガァァァン!!バガァァァァン!!
爆破すると同時に僕たちは脱出口からオールドギルドに急いで行った
オールドギルド
オールドギルドに着くと、早速ギルドの人たちが動いていた。土くれからどんどん武器を生み出していてすごい光景と思いながら見ていた。そして僕たちは、ゆりさんに「あたしはここにまだいるから、あなた達は戻っていいわよ」と言われたのでオールドギルドから地上に出た
男子寮前
地上に出ると、太陽はすっかり夕焼けになっていた。僕たちは話しをしながら寮に向かっていた。すると、寮の玄関前に誰かが倒れていた。僕と雄二と音無君は急いで倒れている人たちの方に向かった
音無「おーい!!大丈夫かー?」
雄二「おい、大丈夫か?って、えぇぇぇぇ!!」
明久「どうしたの?雄二って、えぇぇぇぇ!!」
僕と雄二は驚いた。何故ならその倒れている人は僕と雄二が死ぬ前に友達だった秀吉とムッツリーニがいた
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