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闇と炎の蓬莱伝

作者:捜し者
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幻想ーphantasmー
  act1

 
前書き
??「本当にいいの?本人の承諾も無しに」

?「お願い、このままじゃ彼は目覚めた途端にまた死のうとするから」

??「一生恨まれることも覚悟の上ってわけね。じゃあ、投薬するわよ……………………『蓬莱の薬』を」 

 
??「…………………」

少年は何か違和感を覚えながら目を覚ました。
近くには自分の服と所持品が置かれている。

??「目が覚めたのね」

すると、銀髪の女性が入ってきた。

??「アンタが助けたのか?」

永琳「運んできたのは違うけどね、私は八意永琳。あなたは?」

御影「夜鷹……………御影」

永琳「御影ね、やっとカルテに名前が書けるわ」

すると御影は立ち上がって、所持品の中から短刀を取り出した。

御影「必要無い。すぐ死ぬから」

御影は短刀の刃を自分の喉元に当てて、切り裂いた。






ーーーーーー数分後

御影「……………………え?」

御影は信じられないと言いたげな表情を見せた。
確かに頸動脈を切った。なのに生きている。切り口に手を当てようと首に触れるが傷口はどこにもなかった。

御影「アンタ、俺に何をした!」

永琳「あなたに蓬莱の薬を処方させてもらったわ」

御影「蓬莱の…………薬?」

永琳「えぇ、不老不死にする禁断の薬よ」 
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