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カーニバル・カオス・ファンタズム

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プロローグ

 
 
 ここは喫茶アーネンエルベ。


 ネコのような謎の生命体のネコアルクが店長のしがない喫茶。


 ――ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!


 そのカウンターに有る電話が突然成りだした。


ネコアルク「はい、喫茶アーネンエルベ。ん! うちは麻婆豆腐はやってないにゃ!」


 店長のネコアルクがカウンター下から回転しながら出てきて電話の受話器を取ると、扱っていない物の注文が来て怒っている。と。


 ――ジリリリリリリリリリリ!


 またしても電話が鳴りだした。


ネコアルク「何なんだっつーの! うちはカレーうどんを!! ……え? コラボ? 祭が始まる?」


 電話の言葉にネコアルクが不思議がっていると―――

カオス「そうさ。コラボ祭さ」

 ―――カウンター席に座っていたネコアルク・カオスがタバコを吸いながら言った。


カオス「今始まろうとするのは、6つの物語と一つの団体が1つとなる狂演の時だ」
バブルス「はん!はん!はん!」


 ネコアルク・バブルスは関係なく声を出して。


デスティニー「出会うはずのない彼らが、相見えるかもしれない可能性の異次元。命の選択と言うには余りにも――――狂」


デスティニー「あるいは――――凶!!!」


 ネコアルク・ディスティニーもそう言った。


カオス「さあ、一時の宴を――すぅ~。ぶふぅ~――共に楽しもう」


 煙草を吸いながらカオスが格好良く締める―――

デスティニー「で?どういう意味だにゃ?」
ネコアルク「さあ?知らないにゃ」
バブルス「はんはんはん!」

 ―――事はなかった。


 
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