阿修羅 無罪の擬態実験。 番外編
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里抜け。
うーん。里抜けしました。
なので、額宛に線引きました。
ハロウ無罪です。
皆良くあんなに真っすぐ線引けるよね、
私なんかもうガタガタになりました。線が。
里抜けした理由は
「あれ、あれ〜?無罪さーん?どうしたんですか〜?
・・・あっ、もしかして生r「その辺にのびてろクズ。」
酷いっす…
僕はこんなにもアナタを愛しt「・・・」わーわー!ごめんなさい!
そんな冷たい目線を僕にあてないで!」
キャー。
とまぁ、乙女みたいな気持ちの悪い声を上げるこの人。
言わずと知れた黒幕さんの一人である。
こいつが私を里抜けさせた犯人である。
里抜けしたくなかったんだよ!
でも、明日は初任務ー!と簡単な任務に喜んでいたのだが…
帰り道。
コイツに 拉 致 ら れ た 。
拉致方は普通に
口に薬をかがされて…
・・・クッソ!死ぬ確率が多くなったじゃねえか!
普通に其処は瞳術使えよ!
「・・・で、気分はどうっすか?」
「最悪ですね。頭が痛いです。仮面もとられて…。
仮面とるならアンタも取れ。」
「えー!それは無理っすよ!この仮面は僕のアイデンティティーなんっすから。」
「それはそうと縄とって。」
「嫌っすよ。逃げるでしょ?ナツミさん?」
「逃げるが…なんでナツミだと分かるの?無罪だろ…」
「僕知っているんッスよ。ナツミさんのー親がドコの誰か!」
・・・なんて言ったコイツ?
親?私の親?
・・・・違う、私は阿修羅 無罪で。
アイツらの子供じゃない。
アイツらの。
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近寄るな。
目のゴミ。
ナンデ、コンナコウンダノカシラネエ…。
お前なんかっ、お前なんかっ。
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「…う。」
「えっ?」
「違う!私は私だ!お前等何かのこと何か知らない!
だから、近寄るな!こっちを見るな!
何もいうな!
私は私は私は・・・」
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・・・もう、お前でていけ。帰ってくんな。
屑。ごみ。
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「わたし、は・・・わ、たし。は・・・」
「・・・お前はお前だろう?ナツミ。」
・・・アンタはあんた。それ以外なんでもないのよ。
「うぁ、・・・う、るさい!また、そう言って裏切るんだろ!
言うだけ言って私を笑うんだ!それで、それで。私を殺すんでしょ?!」
そうだ、人間なんて。そう言うもの。だから。私は…
「・・・もう、眠れ。」
なにも言っても無駄かと思ったトビは無罪・・・ナツミに術をかけた。
「・・・すまなかった。ナツミ。こんな目に遭わせて。」
そして、優しく頭を撫でたのだった。
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