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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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無印編!
  慎ましやかさを学びやがれ

 
前書き
急いでいるので、前書きとあとがきを大幅カットします!
それではっ
 

 
そしてお昼休み。

「おーい、ご飯食べに屋上行くよー」

授業中ずっとなのはと念話をしていた美愛を誘い、先に屋上で待っているなのはたちの元へ行く。


「おっそーい!」

行ったとたんアリサに怒鳴られた。

「まあまあ、陽龍くんは美愛ちゃんを呼んでたんだし」

すずかの言うとおりだバーニング。
少しはすずかのように慎ましやかさを学びやがれこんにゃろー。

「ま、陽龍がどうとか別にどうでもいいし、ご飯を食べるわよ」

そんなんだから貴様はバーニングなのだ。

「あ、アリサ話そらしたな」

うるさいよ、今まで大したセリフもないヘタレマダオキングが!

「んだと!?」

ホントのことだしー。

「まあまあ」
「あ、そういえばみんな」
「どうかしたのか、アリサ?」
「昨日のフェレットの事なんだけど・・・って、陽龍と慎吾はわからないっけ?」
「いや、昨日陽龍から教えてもらったから問題ない」
「俺は美愛から。で、そのフェレットがどうかしたか?」

ま、なんとなくの予想はできるけどな。

「あのフェレットを預けた病院の壁、壊れっちゃったらしいのよ。で、フェレットが心配だから見に行こう・・・って、なのは?げ、ヤバイの・・・みたいな顔してどうかした?」

アリサ、的を射てるな。
流石すぎるぜ。

「え、いや、あのフェレットなんだけど、昨日私も心配で様子を見ようと外に出たらそのフェレットと丁度会ったからそのまま家に連れて帰ったら、家族みんあがオッケーって言ってたからそのまま家で預かることにしたんだー。・・・ってのじゃ、ダメかな・・・」

なんかあとの方でボソッと設定じみたたこと言ってるな、なのは。

「そうなの?じゃあ名前は?」
「それも昨日決めたの。ユーノ君、って言うんだ!」
「へー、ユーノ・・・か」

何やら感慨深そうに言ってるな、アリサ。


そして放課後。

丁度アリサたちが塾があるので、今日は各自自由に家に帰っていると・・・。

「ッおにぃ!」
「ああ。何かが・・・ジュエルシードが発動したみたいだな」

どうしよー。
行こうか、行かないか。

「とりあえず私はなのはに念話で発動場所で落ち合おうって連絡しとく。おにぃは危険そうだったら手伝ってもらえる?」
「了解。それじゃあ発動場所を調べるか。ヤミ、エリアサーチ」
<はい、ヒリュー>

さて、発動場所に人があんまいないといいんだけどな・・・。

<わかりました。ここから少し先にあるお寺みたいです>

あいよー。さっすがヤミ。調べるのはやいなー。

「美愛、お寺だって」

俺が教えると美愛は小さく頷き、俺と分かれてお寺に行く。

「あんま早く行って鉢合わせるのもアレだし、少し待ってから行くか。


おにぃと別れた私は、途中で物陰に隠れてセットアップし、空を走る。

「うー・・・ヒカリ、もっと早くなんないの?」
<できるけど、周りにバレちゃうよ?そこまで高く飛んでないし>

うー、めんどいなぁ・・・。

「じゃあ、限界まで早く!」
<あいさー!>

そして私がお寺に着くと、丁度なのはが襲われてる最中だった。

「また!?」

と、とりあえず・・・。

「ヒカリ、プロテクション!」
<おっけー!なんちゃってプロテクション!>
「なんちゃってはイラナイ!」

でもまあ、なのははこれでおっけーだね。

「なのは、今のうちにセットアップ!」
「にゃ!?美愛ちゃんいつのまに!でも了解なの!・・・って、起動ってどうやるの!?」
「我は使命を、から始まるやつ!」
「あんな長いの覚えてないの!」
「早くセットアップって言って!」

なんだか永遠に続きそうだったから私が声を大きくして言うと、なのはは肩をびくっとさせてからレイジングハートを手に持ち、

「レイジングハート、セーットアーップ!」
「それじゃあダメ・・・って、できてる!?」

え、これ普通じゃないの?
私とおにぃ、最初以外ずっとこれだよ?
とか考えてるうちにまた襲ってくる!?

「なのは、防護服を!」

着てないの!?
なんかさっきから驚きまくりだな、私!

「レイジングハート!」
<バリアジャケット>

《グアァァァァァァァアアアアァァァァァ!!》

ぎゃー!押されてる、押されてる!なんちゃってプロテクションあんま使えない!

『美愛ー、助けたほうがいいー?』
『大丈夫!たぶん!』
「いたた・・・っていうほど痛くない・・・かな?」

私が頑張ったおかげだね!

「あとは封印っていうのをすればいいんだよね?レイジングハート、おねがいね?」
<オーライ。シーリングモード、セットアップ>

レイジングハートが言う。
ひ、ヒカリと違って使えそうなデバイスだ!
そんなことを思っていると、なのはが持つ杖に桃エロの羽根が生え、魔物っぽいやつを縛り付ける。

《ギュェァァァァァァァァァァア》

<スタンバイレディ>
「リリカルマジカル!ジュエルシードシリアル十六、封印!!」
<シーリング>

そして縛り付けられていた魔物っぽい見た目のやつは光に包まれ、子犬の姿になる。
あ、子犬が間違ってジュエルシード発動させちゃったんだ?
封印したジュエルシードもレイジングハートの中に取り込まれ、無事に戦闘が終了する。

<ナンバー十六>
「はふぅ・・・これでいいのかな?」
「う、うん。これ以上ないくらいに」
「えへっ♪」

あれ、ユーノ?私は褒めてくれないの?一生懸命防御してたよね?

『お疲れ様、美愛』
『私の味方はおにぃだけだよ・・・!』

本当に、これ以上ないくらい。
そして少しすると子犬の加主であろうお姉さんも目が覚め、大した怪我もなくお手らから帰っていった。

「お疲れ様、かな?」
「うん、そうだね」
「じゃ、お腹もすいたし帰ろっか!」

ねえ、私は忘れたままなの?

『美愛、帰ろうか・・・』

うん、嬉しいんだけど、その優しさも今の私には痛いよ・・・。


翌日。
美愛は今日同様になのはを高町さんと呼んですねていた。
 
 

 
後書き
陽「二重の意味で今日は終了!」
美「作者となのはとユーノはあとでシメル♪」
 
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