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魔法少女リリカルなのは ―転生した者たちの闘い―

作者:jon・smis
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本編
  第5話 新たな魔導師とロストロギア

 
前書き
「ついに始まるのか」
作者「そうだな、龍次の行動がどうなるかわからないがな」
「え?」
作者「嘘嘘」
「闇の一閃!!」
作者「ちょっと待て!ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」
「小説始まります」


会話について

「」普通の会話
『』念話
()ひとり言 

 
月日がたち、とある深夜、一人の少年が黒い化け物と戦っている


「はぁ、はぁ」


周りを見て、化け物の動きを確認する


ガサガサ


その少年ユーノ・スクライアは赤い球を持ちながら目の前に緑色の魔法陣を展開する


「ぐおぉぉぉぉぉ!」


化け物は体全体を動かしてユーノに接近する


「妙なる響き、光となれ。許されざる者を封印の輪に!」


化け物はジャンプをしてユーノに向かって行く


「ジュエルシード封印!」


化け物は魔法陣に当たるが、後ろに飛んで逃げ、ユーノはその場に倒れる


「逃がし・・・ちゃった・・・早く・・おい・・・かけ・・・なくちゃ・・・」

『誰か、僕の声を聞いて力を貸して。魔法の・・・力を』


そういって、緑色の光に包まれ、フェレットの姿になる



























―――翌日―――


龍次とウィンはいつものように学校に向かっていた


『なあ、ウィン、今日ってなのはが魔導士になる日だよな?』

『はい、そうですよマスター。今日はなのは達と一緒に帰るのですか?』

『さあ?どうかな?もしかしたら帰るかもな』

『そうですか、その時にあの少年がついてきたらどうしますか?』

『その時はその時だ。あ、そうだ、今日からはさ、魔力下げといてくれないか?』

『それはどういう意味でしょうか?』

『いや、単にばれないようにするためなんだが・・・』

『・・・なのはにですか?』

『ああ、もしばれたらあとあと面倒だし』

『ばらしたほうがいいのでは?』

『俺は管理局に入る気はない、手助けしかしない。まあ、ピンチになったら助けるけどな』

『はのはと関わっているのに、どうして戦わないのですか?』

『あのナル男がいるからだよ。あいつは俺らの正体知っているんだし、もしなのはの戦いの邪魔をするのなら、俺は容赦なく攻撃する』

『そうですか、やり過ぎ注意ですからねマスター?』

『ああ、分かってる。軽くねじ伏せるだけだから』

『もうそれは軽くではありませんよマスター』


念話で会話していると、いつの間にか学校に着いていた


『それじゃあ、今日の晩飯でも考えながら行くか』

『そうですね』

「龍次おにいちゃ~んおはよう」

「龍次おはよう」

「龍次さんおはようございます」


後ろからなのはとアリサとすずかが挨拶をした


「おはようなのは、アリサ、すずか」


後ろを向き、挨拶する


「今日は塾がある日だよな?」

「ええ、あるわよ?でも、それがどうしたの?」

「いや、ここんところ忘れっぽくてさ」

「それじゃあ、龍次も来る?」

「塾にか?」

「ええ、そうよ」

「それはまあ、別にいいけど送るだけでいいか?」

「ええ、構わないわ」

「じゃあ、校門で待ち合わせな。終わったらすぐに向うから」

「わかったの」

「またあとでな」


そういって、教室に向かう


『うまく持って行きましたね』

『そうだな』

『流石ですね』

『そりゃどうも』

























―――放課後―――


龍次は一足早く校門に向かい、なのは達を待つ


『さて、今日の晩飯も決めた事だし、なのは達を送ったら買い物に向かうか』

『そうですね』


ウィンと話をしているとなのは達が校門に来た


「龍次お兄ちゃん待たせちゃった?」

「全然待ってないよ」

「そうだ、塾に行く近道があるんだけど、そこから行っていい?」

「俺は構わないよ、なのはとすずかはどうする?」

「私は良いよ」

「私もなのはちゃんがいいなら」

「じゃあ、決定だな」


龍次たちはアリサの言った近道を通っているとなのはが立ち止った


「どうしたなのは?」

「あ、ううん、なんでもないの。ごめんね」

「そうか」


再び歩き出すが


『助けて』


念話が聞こえ、なのはがまた立ち止る


(無差別に発してるな)

「ねえ、今何か聞こえなかった?」

「何か?」

「声みたいな」

「別に」

「聞こえなかったかな?龍次さんはどうですか?」

(ここはアリサ達に会わせろか)

「聞こえなかったが?」


龍次がそういうと、なのはは周りを見始めた


『助けて』


また念話が聞こえ、なのはは一人、走り出した


「おいなのは!!」

「なのは!」

「なのはちゃん!?」


龍次はアリサとすずかをおいて、なのはの後を追う





―――なのはside―――


龍次おにいちゃんとアリサちゃんとすずかちゃんの言うことを無視して走る


「はぁ、はぁ、確かこっちから聞こえたような?」


走っていると、宝石を付けたフェレット?が倒れていた





―――龍次side―――


なのはを追いかけたのは良かったが、なのはが何かを見つけて、膝を抱えているのを発見し、なのはの近くまで見に行くとフェレット?見たいのが倒れていた


「なのは、こいつけがしてるみたいだな」


話しかけると、なのはが龍次の存在に気付き


「うん、そうなの」

「どこかに動物病院とかなかったか?」

「もう、なんで私たちをおいて行くのよ!!」


アリサ達が追いついた


「悪い悪い、ところで動物病院近くにないか?」

「ちょっと待って」


アリサは携帯を取り出して、どこかに電話をする


「うん、わかった。ありがとう」


電話を切る


「この近くに慎原動物病院があるから、そこに行こう」


フェレットを抱えて慎原動物病院に向かう



















―――慎原動物病院―――


龍次達はフェレットを抱えて慎原動物病院へ向かい、診てもらった


「怪我はそんなに深くないけど衰弱してるみたいわね」

「そうですか、有難うございます」

「「「有難うございます」」」

「いいえ、どういたしまして」

「先生、これフェレットですよね?どこかのペットなのでしょうか?」

「フェレットなのかな?変わった種類だけど、それにこの首輪についてるのは宝石なのかな?」


槙原がフェレットに触ろうとした時、フェレットが起きた


「あ、起きた」

「そうだね」


フェレットがアリサ、すずか、龍次、なのはの順で見ていると、なのはを見て、動きを止めた


「なのは、触ってあげなよ」

「う、うん、分かったの」


なのはは手を出し、フェレットに触る。すると、フェレットはなのはの指をなめる


「わあ」


舐めた後、すぐに眠ってしまった


「疲れてるから安静にしておかないといけないから、取りあえず明日まで預かっておくわ」

「「「はい、宜しくお願いします」」」

そして、龍次達は塾に向かった



その途中


「なあ、あのフェレットどうするんだ?」

「どうするって誰が飼うの?」

「私の家は食べ物商売がから原則としてペットの飼育はダメだから」

「そうか、ならアリサとすずかの家はどうだ?」

「私の家には犬がいるから無理よ」

「私の家にも猫がたくさんいるので」

「そうか、俺の家もペット禁止だからどうしよう」

「帰ったら家族に相談してみるね」

「分かった」


三人を塾に送って、家に帰る













―――その夜―――


龍次はウィンと二人で食事をし、風呂に入り、テレビを見ていた


「マスター、どうしました?」

「いや、今日見つけたあの動物、今から見に行こうか迷ってるんだよ」

「マスターは優しいですね」

「そうか?これでもきつい方だが・・・『聞こえますか?僕の声が聞こえますか?』!念話!ウィン、今の聞こえたか!?」

「はい、聞こえました。多分槙原動物病院です」

「それじゃあ、行くぞ!」


ウィンはインテリジェントデバイスになり、龍次は急いで槙原動物病院に向かう











―――なのはside―――


風呂から上がり、パジャマに着替えて自分のベッドに行き、携帯でアリサとすずかに連絡し、携帯を充電器にさし、ベッドに戻ろうとしたところで念話が聞こえる


『聞こえますか?僕の声が聞こえますか?』

(昨夜の声と昼間の声)


目を閉じる


『聞いてください、僕の声が聞こえるあなた。お願いです、僕に少しだけ力を貸してください!!』

(あの子が喋ってるの?)

『お願い、僕の所へ!時間が!危険がもう!!』


念話が切れ、なのははベッドに倒れる


(行かなくちゃ)


私服に着替えて慎原動物病院に向かう

































―――龍次side―――


慎原動物病院に向かう途中でバリアジャケットになり、向かう


『空から行くか』

『それなら転移しますか?』

『出来るのか?』

『はい、出来ますよ』


足元に魔法陣が現れ、慎原動物病院に移動する



















―――なのはside―――


走って行き、慎原動物病院に着き、そこで見たのは一部破壊された慎原動物病院だった。
そして、フェレットを追う黒い何かを見る。フェレットが木の方向に向かい、黒い何かもそのあとを追って、木にぶつかり、フェレットはなのはの元に飛び、キャッチする


「な何、何一体何!?」

「来て、くれたの?」

「喋った!」



なのはが驚いていると、黒い何かが接近してくる


「炎龍爆砕陣!」


炎の龍が黒い何かに当たって、爆発し、吹き飛ぶ


「大丈夫かなのは!」


目の前に現れたのは忍者だった


「だ、誰なの?」

「俺だ、鈴川勝だ」

「え、えぇぇぇぇぇ!?」

「おい、ユーノ、なのはに魔法を教えろ!その間足止めしてるから!」

「分かった、って何で僕の名前を知ってるの!」

「教えねえよ、ってか早く教えてくれないと困るんだよ!」


勝は黒い何かに突っ込む


「あの、今から説明しますから、聞いてください」

「う、うん、分かったの」

「今は簡単にしか言えないけど、僕に協力してほしいんです。魔法の素質があるあなたに」

「魔法の素質!」

「お願いです。僕の力を、魔法の力を」

「よくわからないけどやってみるの」

「それじゃあ、これを持ってください」


ユーノは赤い球をなのはに渡し、降りる


「暖かい」

「それを手に、目を閉じて心を清まして。僕の言うとおりに繰り返して」


赤い球を手の中におさめ、目をつむる


「我、使命を受けし者なり」

「我、使命を受けし者なり」


赤い球が光り出す


「契約の元、その力を解き放て」

「契約の元、その力を解き放て」

「風は空に、星は天に」

「風は空に、星は天に」

「そして不屈の心は」

「そして不屈の心は」

「「この胸にこの手に魔法を!レイジングハートセットアップ!!」

「standby ready set up」


レイジングハートから桜色の魔力が空に向かう


「な、なぁ」

「なんて魔力だ」


なのはに近づく


「落ち着いて制御して、君の身を守る衣服と杖を強くイメージして」

「えと、え~と」


杖とバリアジャケットをイメージし


「と、取りあえずこれで」


なのはを桜色の光が包み込み、変身を終え、その中から現れたのは聖祥大附属小学校の制服に似た格好をしたなのはだった


「せ、成功だ」

「ふぇ、ふぇ~?どうなってるの!?」




















―――勝side―――


勝はジュエルシードと戦っていた


「雷龍爆砕陣!」


雷の龍を放つが、ジャンプしてかわされる


「ちょこまかと逃げてんじゃねえよ!水龍爆砕陣!」


今度は水の龍を放ち、直撃するが、ジュエルシードはなのはの方向に向かう


「なのは!」













―――なのはside―――


「なのは!」


鈴川君が叫び、前を見るとジュエルシードが迫ってきていた


「キャ!」


杖をジュエルシードの方向に向けると


「protection」


バリアが張られ、ジュエルシードは吹き飛ぶ


「なのは、ジュエルシードを封印するんだ」

「え、でも、どうやって?」


ユーノ君と話をしているとジュエルシードがまた迫ってきて、なのはを襲うギリギリで


「ライトバインド!」


ジュエルシードにバインドが掛けられ、身動きを封じる



















―――龍次side―――

「ライトバインド!」


はのはに気付かれないように声を変えながらジュエルシードにバインドを掛ける


「大丈夫か?白き魔導師よ」

「あ、はい、大丈夫です」


なのはが電柱の上にいる自分に気がつき、話しかけてきた


「そうか、そこにいる動物の言うことを聞いて実行しろ」

「あ、はい分かりました」

『ウィン、結界を張ってくれ』

『はい、分かりました』


結界に包まれる

















―――なのはside―――

「どうすればいいの?」

「攻撃や防御などは基本心に願うだけで発動しますが、より大きな魔法には呪文が必要になるんです」

「呪文?」

「心を清まして、あなたのこころに呪文が浮かぶはずです」


目を閉じ、心を清ます


「リリカル、マジかる」

「封印すべきは忌わしき器、ジュエルシード」

「ジュエルシード封印」

「shooting mode set up」


杖に桜色の翼が現れ、桜色の光がジュエルシードに向かい、ジュエルシードの眉間にシリアルが浮かぶ


「standby ready」

「リリカルマジかるジュエルシードシリアルXXI(21)封印!」

「ceiling」


ジュエルシードを封印し、綺麗な宝石となり、現れる


「これがジュエルシードです。レイジングハートで触れて」


ジュエルシードに近づいて、レイジングハートで触れるとジュエルシードを吸収する


「あの、ありがとうございます」


黒いバリアジャケットに羽をつけた人にお礼を言う






















―――龍次side―――

「ありがとうございます」

「大したことはしていない」

「それでも助けてくれました。あの出来ればお名前を教えてもらえませんか?」

「ハク、それが俺の名前だ」

『何ですか?その名前』

『うるさい、今思いついた名前だ』

「ハクさんですか?私はなのは、高町なのは」

「そうか、それじゃあ、またどこかで会おう」

『ウィン、転送魔法で丘に行くぞ』

『了解しましたマスター』


足元に魔法陣が現れる


「おい、何俺の邪魔してくれてるんだよてめぇ!」


勝はこっちに切りかかるがバインドで動きを封じる


「邪魔だと?ただ手伝っただけだが?まあ、いい。次やる時は相手してやる。覚悟していろ」

「待てよてめえ!待ちやがれっつってんだ!」


丘に転移する 
 

 
後書き
作者「ああ、痛かった」
「あんたが悪いんだからな」
作者「済まなかったよ」
「はあ、ってか鈴川にはばれてるんだろ?それなのに何で名前名乗らせなかったんだ?」
作者「話してないけど、実際龍次が勝ってる扱いだし、ばらさないように言ってあるじゃん」
「そうだっけ?」
作者「そうだ、本編に関係ないから書かなかっただけだが」
「そうなんだ」
作者「さて、次回予告と行くか」
「そうだな、次回はどうなってるんだ?」
作者「次回はついに金髪魔法少女が登場!っと、あと、龍次は金髪側につくからな」
「まさかなのはの敵になるのか?」
作者「まあ、そうなるかな?」
「なるかなって、やめてくれよ?」
作者「実際は勝フルボッコタイムだがな」
「・・・まあ、いっか」
作者「ではまた次回お会いしましょう」 
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