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双翼の願い

作者:カービー
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3.5
  双翼の願い3.5

「彼女とは上手くやっているそうだね」
「一応な」
「敬語も外れたようで何より」
「そうだな」
「ところで先の大戦の英雄が聞きたい事があるんだろう?」
「・・・・・知ってたのか」
「暴走したこちらの試験機との戦闘機動はモニタリングしていた
あんな動きが出来るパイロットはそういない」
「だから鎌をかけた」
「相変わらず鋭いな」
「本気で人の思いなんかで戦争が止まるとでも?」
「思っているよ それは英雄の君が一番分かってるだろう?」
「あれは運が良かっただけだ」
「今日からは彼女と一緒に飛んでくれ」
「いきなりだな」
「痛む身体を引きずる形になって申し訳ない」
「・・・・いや 構わない」
「装備品はこちらで用意してある 君の機体は大破したから
新しい物を用意している  もちろんシステムは搭載済みだ」
「了解」
「とりあえずフィッテイングルームに行って装備品を受領しろ
その後は1000にBハンガーに行け」
「分かった」  
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