IS~インフィニット・ストラトス~更識の守護神
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第7話~模擬戦三本勝負第一試合目前編~
場所:第Ⅲアリーナ上空
俺はIS(インフィニティー・ギャラクシー)を装着して人に見えない位の高さにいた。
理由?サプライズだそうだ
今日は1組と2組の合同実習と言う事で生徒が集まっていた。もちろん世界で一人目(表)の男性操縦者である織斑一夏も…
「よし、今日は専用機組の模擬戦三本勝負をしてもらう。他の生徒は観客席で専用機組の動きや、技術を盗むように」
「「「「「「はい」」」」」
おお、元気がいいな~
「あの、織斑先生」
ん?あのツインテ何処かで……
「何か質問か?鳳」
「ええと、三本勝負という事は始めは誰と誰がするんですか?」
「それはだな……(手を上げる)」
【マスター、千冬さんから合図を確認しました】
「此方でも確認した。」
よし、それなら、行きますか!
俺はイグニッションブーストを使い第Ⅲアリーナに向かった。
☆
「あのー織斑先生手を挙げてどうしましたか?」
「なに、山田くん今回の対戦相手を呼んだのだよ」
「へ?」
「ほら来た…」
「来たって何処に…!」
そう、この明るいうちに青白い流星をお目にかかれるなんて
「専用機組喜べ」
「「「はい?」」」
「今回の相手は…」
そこで刹那が私の真上に来るように完全停止を行っていた
流石楯無が、戦技教導官に推薦して束の守護神、双翼の守護神だな
「双翼の守護神でありこの学園の戦技教導官兼生徒会副会長、世界で二人目の男性操縦者の――黒姫刹那だ」
後で聞いたのだがこの時の私の笑顔は輝いていたそうだ。
紹介が終わり刹那はバイザーを取って…
「久しぶりだな、鈴」
「って!やっぱり刹那!?」
おや?どうやら鳳と知り合いだったのか…
これは、後で楯無とその妹に報告したら面白い物が観れるな(黒笑)
☆
ブルッ!?
な、何今の寒気は?
「鈴知り合いか?」
「ええ、まぁ、親友であり私にISの技術を教えてくれた師匠だもの」
「この男性が?鈴さんお師匠様ですか?」
「ええ、初めて会ったのは私が演習中に刹那が刀一本でISを…」
ISの次を言おうとした所で鈴の顔が少し蒼くなった。
「おい、鈴大丈夫かよ」
「あ・ん・た・が・言うな!!!!この超ド級チート人間!!!」
ひでぇ
【間違っていないだろマスター】
「え?今声が聞こえなかったか?」
「ああ、織斑が言ってるのはコイツのことだろ」
と言いながら俺は
「インフィニティー挨拶」
【始めまして皆様マスターのISをさせて頂いています。インフィニティー・ギャラクシーです。長いのでインフィニティーと読んでください】
「ご、ご丁寧にどうも」
「よ、よろしくですわ」
織斑と確かオルコットがインフィニティーに挨拶をした。
「ゴホン!あ~話すのは良いがお前達早くゲートに向い準備をして来い」
「「「はい!」」」 「了解」
「では、第一試合の対戦者は黒姫教官対鳳鈴音は30分後に試合を開始するそれ以外の織斑とオルコットは専用機の調整または武装チェックをして待機している様に黒姫教官は東ゲートに楯無がいるのでそちらに鳳は西ゲートに担任がいるからそっちに行け」
「了解」「はい…」
「では、解散!!」
☆
私鳳鈴音のテンションはどん底にまで落ちている
「よりにも寄ってあの人外筆頭となんて」
「鈴なんでそんな落ち込んでんだ?」
コイツ(一夏)はアイツ(刹那)の力を知らないから…
「刹那は生身でIS7機を無傷で壊した人外筆頭なのよ!!そりゃあ!こっちのテンションも下がるわよ!?バカ一夏!!」
「「は?(へ?)マジで?(マジですか?)」」
「本気と書いても真剣と書いてもマジよ」
ハァ、どうしよ
「まぁ、頑張れ鈴、もし勝ったら俺が(出来る範囲ないで)何でもしてやるから」
……なんですって?
「う、嘘じゃないでしょうね!それ!!」
「おう、約束だ」
「その約束、忘れんじゃないわよ!!」
私は甲龍を纏いアリーナに出た
そこで、待ち受けていたのは……
さっきの機体とは違い赤いバイザーを付け頭には角を一本付けた重装甲のISを纏った
「ようやく来たか鈴」
刹那がいた…
私…勝つ以前に生きて帰れるかな……?
それ以前にあのIS…どっかで見たような…
☆
少し時間は戻って東ゲート
「ハロハロひねもす?」
何故かゲート入口に束さんがいた
「なんでさ…」
「それは、こっちが言いたいわよ」
頭を抱えている楯無と笑顔で俺を見ている束さん
そう、これはまさに
「カオスだ…」
【それで、束さん、今日はどのような事で此方に?】
「おお、そうだそうだ!!」
束さんは俺に近づき
「心は決まった?」
!!
「ええ、決まりましたよ」
ああ、もう迷いはない
「アルトとヴァイスは俺が受け継ぎますあの人達の意思も一緒に…」
それが俺の答え
「そっか…なら、これは祝いにこれを…」
束さんが出したのは3つのリング型の窪みが入った赤色主体で黒色のラインが入った腕輪とUSB
「USBの方は後で見といてね~それと、その腕輪にあの子達(インフィニティー達)を窪みにはめてね!それじゃ!」
俺の後ろに走り去って行き…
「~~~」
「ッ!!」
小さな声で楯無に何か行って去って行った。
まぁ、後で聞いてみるか。
「黒姫くん!ISの準備お願いします!」
おっと、山田先生も呼んでるし行くか!
「わかりました!!」
さぁ、て、束さんに貰った腕輪の3つ穴に左から順にアルト・インフィニティー・ヴァイスの待機状態である指輪をはめ込んだ。
【ようこそ、マスター刹那】
突然インフィニティーの声が機械的になった。
【Gシリーズ3機エンゲージを確認、アルト・インフィニティー・ヴァイスと種の腕輪とリンク開始…3…2…1…リンク完了】
リンクが完了したらインフィニティー達は窪みに綺麗にはめ込まれた。
【ISをセレクトするにはISの正式名称または愛称を言ったあとにセット・アップと言ってください】
「わかった、では、アルト!セット・アップ!」
【アルトアイゼン、セット・アップ】
腕輪から青白いGN粒子が吹き出てその色がどんどん真紅に変わって粒子で俺の顔以外を覆うと…
【アルトアイゼンの展開を完了】
顔以外を重装甲が覆い顔にはバイザー、頭にはヒートホーンが展開されていた。
「く、黒姫くん!さっきとISが違いますよね…?」
山田先生、声が少し裏返ってますよ…
「ええまぁ、説明は後でします!」
「わ、わかりました…では、アリーナに出てください」
俺はカタパルトに足をかけ
「コホン…カタパルトデッキに接続完了黒姫機発進どうぞ!」
発進ライトが青に変わり…
「黒姫刹那!アルトアイゼン出る!」
さぁ、鈴!この2年間でどこまで成長したか見せてもらうぞ!
☆
さっき、篠ノ之博士が此方に来て私にしか聞こえない小さな声で…
「君と妹ちゃんに、せっくんの心を支えれるかな?」
「ッ!!」
それだけ言うと篠ノ之博士は立ち去った。
一体…
「刹那は何を抱えているの?」
それだけの疑問と
「黒姫刹那!アルトアイゼン出る!」
「赤…カブト…」
3年前に確認された謎のISカブトムシの様な角と重装甲かこのコードネームが付けられた、だがヨーロッパ地方では他のコードネームが有った
「ベーオウルフ…」
そう、3年前に確認された謎の生物<TT01>をたった1機で撃滅したIS
TT01とはISによる攻撃が効かなかった生物のなのだがベーオウルフと同時刻にイギリスで確認された謎の白いIS、コードネームホワイトスターの2機だけがTT01に対抗する力を持つISだと確認したら各国は「何としてでもこの2機を鹵獲しろ…」と国家代表・代表候補生に命令したがこの2機はTT01が出現しない限り出てくることは無かった…
そして、この3年、TT01の確認もなかったからベーオウルフとホワイトスターの確認はされなかったが…
「貴方が…ベーオルフなの、刹那…?」
その疑問と不安の心で私は押し潰されそうだった…
後書き
「「「「イッツ、ショウ、タイム!!」」」」(BGM ベストパートナー)
クロス「第六回I(インフィニティー)S(ステージ)の時間です!!司会進行役は私クロス・ゼロと」
刹那「解説者であり主人公の黒姫刹那と」
楯無「更識楯無と」
簪「今回も出番が更識簪です!」(ムッ!)
クロス「安心して簪次は出番があるから…もちろん刹那もセットで…(ボソッ)」
簪「じゃあ、良いよ…」
クロス「では、先週の予告道理『七星剣』の装備説明に行ってみよう!!」
みんな「「「「オオー!!」」」」
刹那「まず、みんなは『ミーティア』を知っているかな?わからない人はウィキってくれ。」
クロス「ああ、知ってるぞ楯無達には、本番前に説明したしな」
楯無「ええまぁ、大体はわかったけど…」簪「私も…」
楯無・簪「「あれ、をISを装備する位の大きさにしてもアリーナの半分を取ると思うわ(思う)」」
刹那「まぁな、まぁ、そのミーティアをインフィニティーに接続それにより『七星剣』になるんだよ」
クロス「まぁ、ココまでにして後は設定集で、はい次回予告」
楯無「それじゃあ、装備説明になっていないような…」
簪「私も思う…」
クロス「黙らっしゃい!俺も口でするより資料(設定集)で説明した方が楽だ」
刹那「ハァ、うちの手抜き作者め、次回!!IS~インフィニット・ストラトス~更識の守護神」
楯無「第8話!!」
簪「模擬戦三本勝負!第1試合目後編」
「「「次回に向かって!!ドライブ・イグニッション!!」」」
楯無「来週に期待してね♪」
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