ポテト投げたら爆発したwww
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HIROKO
そのころ、山本洋介の祖父、山本正一はテレビでとあるニュースを見ていた
「・・・・・速報です、今現在、○○中学校で、爆発音が聞こえるという情報が入りました。中の状況はよくわかりませんが、生徒がとあるものを投げて、爆発音がしているということです。警察は、状況がつかめ次第、突入する模様です・・・・・」
それをみた祖父は、驚きのあまり鉄アレイを落とした。どうやら筋トレの途中だったようだ
「こりゃ大変じゃのう、洋介。フォッフォッフォ」
ちなみにこのおじいちゃん、もう83歳ですよ
「ちぃと、わしも参戦させてもらおうかの」
そういって祖父は、車庫に行き、車に乗るのかと思うと、バイクにエンジンをかけた
ブルーーンブンブーーーーンッ!!
そう、彼は83歳で、バイクを乗りこなす、ワイルドなおじいちゃんなのだ
そして、祖父は中学校に向けて走り出した・・・・
一方、広人と洋介は、ジャガイモの起爆を阻止するのに急いでいた
ずっと血を流していては疲れるので、血を水で薄めたものをかけていた
それでも起爆を阻止できるのだからすごい
「お・・・・・俺、もう、だめぇ・・・・・」
そういって、広人は倒れた
「お、おい!広人!」
どうやら広人は貧血気味のようだ
「ど・・・・どうすれば・・・・・」
俺たち二人で動かなければ、ジャガイモをキャッチできない
いや、案外広人なしでもいけるかもしれない
あぁ、俺はなんてひどいことを言ってるんだ
何とかしないと・・・・・
俺はとにかく、最大のピンチにおちいっていた
「ワーッハッハッハッハ!!!ピンチだろう?やばいだろう?こんなときに必要なんだよ!!!」
どこからか、なじみのある声が聞こえてきた。まさか・・・・・
「ハッハッハ、しばらく出番がなかったからな、忘れたかい?父さんだよ!」
「わかっとるわ!」
そう、科学者であり教授、そして、ウザくムカつく存在、父さんだった
「いやぁねぇ、ちょっと広人君のことを調べてみたらさぁ、広人君って双子だよね?」
「え?」
それは、俺も知らない事実だった。俺は、ずっと広人が一人っ子だと思っていた
「おい・・・・・まさか・・・・・」
「つれてきた、はるばるイギリスから」
「お前も帰国子女かよ!!」
若干・・・・・どころか、俺の兄と設定かぶりまくりだ。
「広子?」
広人がそういうと、父さんの後ろから、一人の少女が現れた、見た目は広人そっくり。いや、広人がまず、目がパッチリした顔立ちなのだが、とにかく広人とそっくりだ。
「広人は変わらず体が弱いねぇ。まぁ、私も弱いけどねぇ」
語尾をやけに延ばす彼女の右手には、ピンクの熊のぬいぐるみが握られていた
左手には、薬品が握られている
「広人、まずはこれを飲みなよねぇ」
広子は広人に薬を渡した
「貧血はそれで改善されるねぇ。私はほかの薬品を、ジャガイモにかけてくるねぇ」
そういって、広子はどこかにいってしまった
「広子、あいつ・・・・・」
「?」
俺には広人についての疑問が残った
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