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八条学園騒動記

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第七百八十六話 海賊の食事その一

                海賊の食事
 四人は海賊の食事が紹介されているコーナーに来た、そしてその粗末な食事のサンプルを見て言うのだった。
「話した通りだね」
「そうね」
 ペリーヌはそのサンプル、商品サンプルの様なそれを見つつトムに応えた。
「もうね」
「やたら固いパンとね」
「物凄く塩辛いお魚やお肉ね」
「サンプルだけれど」 
 トムはそれでもと言った。
「それでもね」
「まずいってわかるわね」
「ただまずそうなだけじゃなくて」
 その見た目がだ。
「それ以上に蛆が出ているのが」
「そのことまで再現するなんて」
「こんなの食べろとはね」
 そんなことはというのだ。
「言えないよ」
「そうよね」
「しかも果物ないし」
「お野菜もね」
「これは壊血病にもなるよ」
「絶対にね」
「これが海賊だけじゃなくてね」
 スターリングも言った。
「船乗りなら誰でもだね」
「こうしたのしかなくて」
「壊血病になったのね」
 トムとペリーヌが応えた。
「そうなるのね」
「凄いね、ある意味」
「何ていうか」
「お腹空いていても食べたくないわね」
「蛆はね」
 蝉玉もとても嫌そうに言った。
「ないわ」
「これはね」
「流石にね」
「こんなの食べたら」
 それこそというのだ。
「中国でも食べないわよ」
「何でも食べる国でも」
「そうなのね」
「あるにはあっても」
 それでもというのだ。
「生きたままはね」
「ないよね」
「流石に」
「気持ち悪いなんてものじゃないわ」
 生きたままの蛆を食べることはというのだ。
「パンでもね」
「そうだね」
「ちょっとないわね」
 トムとペリーヌも頷いて応えた。
「流石に」
「調理しないとね」
「それからだね」
 スターリングはその隣のザワークラフトやライム汁入りのラム酒のサンプルを見て言った、他にはパンやチーズがある。
「こっちになったんだね」
「ザワークラフトだね」
「それにライムね」
「このライムがね」
「そう、ビタミンを補給して」
「壊血病を防ぐのよね」
「そうなんだよね」
 ライム自体のサンプルもありそれも見つつ話した。
「ザワークラフトもで」
「ザワークラフトっていいのよね」
 ペリーヌも言ってきた。 
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