ドリトル先生の長崎での出会い
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第六幕その七
「必ずね」
「そうだよね」
「先生はこれまでも暴力を振るう様な人に何度も会ったけれど」
「いつも退けてきたね」
「理性で」
「本当にね」
まさにというのです。
「暴力は一見強い様で」
「何でもないね」
「つまらないものよね」
「法律で抑えるべきもので」
「理性には絶対に勝てないね」
「暴力でどうにかしようとするなら」
そうした考えや行為はといいますと。
「本当にね」
「程度が低いね」
「もう所詮とかその程度とか」
「そう言う位のね」
「何でもないね」
「下らない力だね」
「そう、本当に下らないね」
そう言う様なというのです。
「ものだよ」
「平和とか戦争反対と言って」
「そして自分と意見や立場が違う人達に暴力を振るうなら」
「最低の人達だね」
「日本のそうした市民団体の人達は」
「これは自衛隊だけでなくてね」
この組織を攻撃するだけでなくというのです。
「原発にもで。そして海外から来た人達にもね」
「何かとだよね」
「最近攻撃する人いるよね」
「イギリスでもね」
「大変な暴動が起こったね」
「あんなことをしてはいけないよ」
先生は怒って言いました。
「間違ってもね、ましてデマで拡散するなんて」
「やってるよね」
「インターネットを使って」
「魔女狩りでもあったけれど」
「今も行われているね」
「これはもう犯罪だよ」
そう言うべき行為だというのです。
「絶対に許されないよ」
「暴力そして暴力を起こす様なデマの拡散は」
「絶対に許してはいけないね」
「何があっても」
「本当にね」
「暴力をすぐに振るう人は感情的で短絡だから」
そうした人達だからだというのです。
「もう簡単にね」
「デマに乗るよね」
「真実かどうかを確かめなくて」
「すぐに感情的になって」
「暴力に走るね」
「それによって酷いことにもなるから」
だからだというのです。
「本当にね」
「そうした行為は許してはいけない」
「絶対に」
「何があっても」
「そう、本当にね」
それこそというのです。
「僕は暴力にもデマの拡散にもだよ」
「反対だね」
「何があっても」
「先生はそうだね」
「そうだよ、自衛隊には理性があって」
今自分達が見ている組織はというのです。
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