ドリトル先生の長崎での出会い
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第六幕その四
「ああした人達もいて」
「それでだね」
「問題になっているね」
「何かと」
「そうよね」
「そうした人達と違ってね」
そうであってというのです。
「自衛隊ファンの人達はおおむねね」
「マナーを守ってね」
「礼儀正しいね」
「そうだね」
「それで今は基地の前にも周りにもいないけれど」
それでもというのです。
「文句ばかり言うね」
「市民団体の人達だね」
「自衛隊が大嫌いな」
「戦争反対ばかり言う」
「その人達はね」
「戦争はよくないことでも」
先生のこの考えは変わりません。
「けれどね」
「そればかり言っても戦争はなくならないし」
「自衛隊がなくてもね」
「それで戦争はなくならないよ」
「全くね」
「そうだよ、だからね」
それでというのです。
「ああした人達こそね」
「問題だよね」
「どうにも」
「マナーも悪いしね」
「やりたい放題で」
「若し自衛隊がなかったら災害救助はどうなるか」
先生はこの現実を指摘しました。
「一体ね」
「組織力と物資があって」
「色々な道具や兵器がね」
「兵器は災害救助にも使えるし」
「自衛隊は必要だね」
「だからね」
そうであるからだというのです。
「そのこともわかっておかないと」
「間違えるね」
「あの人達みたいに」
「そうなってしまうね」
「そうだよ、あの人達はね」
市民団体の人達はというのです。
「本当にね」
「間違えているね」
「それも決定的に」
「平和とか言ってもね」
「物凄く暴力的だしね」
「暴力があると平和じゃないよ」
先生は断言しました。
「それだけでね」
「そうだよね」
「例え戦争がなくてもね」
「暴力があるとね」
「それだけで平和じゃないわ」
「そこを間違えるとね」
本当にというのです。
「とんでもないことになるよ」
「あの人達みたいにね」
「そうなるわ」
チープサイドの家族が言います。
「市民団体の人達みたいに」
「自衛隊の悪口ばかり言う」
「平和とか戦争反対とか言って」
「マナーも常識も守らなくて」
オシツオサレツも二つの頭で言います。
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