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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第二話 全員受けるその十五

「挑戦を受ける人らしい」
「そうした方なのですね」
「それで正式な日程はまだ決まっておらんが」
「試合は決まりましたね」
「それを行うことはな」
「ではやりましょう」
「よかったじゃねえか」  
 朱美は煙草を吸いつつ笑って話した。
「じゃあ練習続けような」
「そうだね、まあ負けるんだ」
 一ノ瀬のおばさんは豪快に笑って言った。
「堂々と負けようじゃないか」
「ひょっとして勝ったら阪神に来てもらうってことでね」
「やっていこうね」
「そうしていこうね」
「いや、試合を受けてくれるのは嬉しいけれどさ」
 賢太郎はそれでもと言った。
「皆勝てると思ってないよな」
「大谷選手だからね」  
 二階堂は笑って話した。
「誰もそうは思えないよ」
「それでだよな」
「僕もだしね」 
 二階堂自身もというのだ。
「そう思ってるよ」
「そう言われると俺もだよ」
「そうだよね」
「相手が凄過ぎてな」
「しかし受けてくれたなら嬉しいです」
 三鷹は率直にその気持ちを述べた。
「やるからには全力で戦いましょう」
「このまま練習を続けて」
 明日菜はそれでと話した。
「試合頑張りましょう」
「そうしよう、今は」
「皆さん水分補給は忘れないで下さいね」
 五代は左手を自分の口に当てて一同に言った。
「ちゃんと」
「暑いですしね」
「それで身体を動かしますから」
 響子にも話した。
「ですから」
「あと塩分もですね」
「そうです、そっちも摂らないと」
「水分と塩分の捕球は忘れないで」
 坂本はポカリスエットを飲んで言った。
「頑張っていこうか」
「そうだよな」
 飯岡が応えた。
「今日もな」
「じゃあお塩も舐めて」
 黒木は実際に舐めている、そのうえでの言葉だ。
「頑張ろう」
「今日もいい汗かくか」
 早乙女は笑顔で言った。
「大谷選手と直接会えるだけでもいいしな」
「そうですね、それだけでも嬉しいです」
 いぶきもそれはと頷いた。
「試合を受けてもらえて」
「そうだね、それじゃあね」
「いい試合をする様に頑張りましょう」 
 五代と響子は二人に笑顔で応えた。
「そしてそのうえで」
「いい試合をしよう」
「ワン」
 惣一郎さんも鳴いて続いた、響子はその彼の頭を撫でてから五代に話した。 
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