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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第一話 恐怖の居合ホームランその十九

「手位は出たって言えるから」
「それでかよ」
「こう言ったけれど」
「そうなるか?しかしとんでもねえな」
 犬夜叉は腕を組んで述べた。
「投打二刀流でどっちも格が違うからな」
「我々なぞ及びもつかないですな」
 弥勒は神妙な顔で述べた。
「この方は」
「強過ぎてじゃ」
 楓も言った。
「これは容易には勝てん」
「いや、野球で勝つことは無理だ」
 殺生丸は冷静に言い切った。
「この者にはな」
「主がそう言うか」
「相手の実力を見極めることも必要だ」
 殺生丸は楓にその表情のまま答えた。
「それでこう言うのは」
「主でも勝てぬか」
「野球ではな」
「いや、殺生丸様がそう言われるとは」
「はじめてよね」
 邪見もりんも言った。
「流石に」
「わしははじめて聞いた」
「ずっと傍にいても」
「そうじゃ」
「こんな人戦国時代でもいないぞ」
 七宝が見てもだ。
「妖怪でもいないからな」
「ああ、いないな」
 鋼牙にしてもだ。
「全くな」
「そうだよな」
「この人は本物のバケモノだ」
「妖怪じゃなくてな」
「とんでもねえ野球選手だ」
「そう言うしかないな」
「あの、若しもだよ」 
 日暮草太はそれでもと言った。
「この人が阪神タイガースに入ったら」
「無敵じゃ」
「最早な」
 覚和と夢心和尚も思うことだった。
「野球ではな」
「誰も勝てぬわ」
「阪神の黄金時代到来か」
「夢みたいだな」
 銀太と八角は二人で話した。
「大谷選手が来てくれたら」
「そうなれば」
「俺もそう思う、これだけ凄い人が阪神に来てくれたら」 
 犬夜叉も心から言った。
「阪神は無敵だぜ」
「日本一間違いなしね」
「それも毎年な」
 かごめにも言った。
「日本一だ」
「夢の連覇ね」
「そういえば阪神って連覇したことないんだよな」 
 七宝はこのことを今思い出した。
「そうなんだよな」
「はい、これがです」
 弥勒がその通りだと答えた。
「一度もです」
「そうだよな」
「何度か優勝しまして」
「日本一二回か」
「そうですが」
「連覇はないんだな」
「そうなのです」
 こう七宝に話した。
「これが」
「だったらな」
「是非ですね」
「おいらも思うよ」
 腕を組んで述べた。 
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