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おぢばにおかえり

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第八十三話 回廊ひのきしんその八十

「切れる様になるのよ」
「そのことからいさむからですね」
「そうよ」
 まさにです。
「親神様も気持ちを受け取って下さってね」
「いんねんを切ることが出来るんですね」
「どんないんねんもね」
「そうなんですね」
「それに他の人もいてくれるでしょ」
 このことも言いました。
「新一君の周りに」
「そうですね、確かに」
「だからね」
「いさんでいくことですね」
「いんねんを自覚したらね」
 それならです。
「いいわね」
「そうしていきますね」
「ええ、そうしていってね」
「これからもいさんでいきます」
「それでひのきしんもね」
 こちらもさせてもらうとです。
「尚更ね」
「いいですね」
「そうよ、汗もかいて」 
 そうしてです。
「やっていきましょう」
「汗もかくことですね」
「ひのきしんでね」
「今さっきみたいに」
「そうよ、かなりいい汗かいたでしょ」
 かく言う私もです。
「こうした汗をよ」
「これからもですね」
「かいていくのよ」
「それもいんねんを切ることですね」
「そういうことよ。新一君毎日回廊ひのきしんさせてもらってるのよね」
「放課後とかに」
 そうした時間にというのです。
「休日でもおぢばに帰って」
「することなかったら?」
「はい、日曜でもです」
 そのお休みでもというのです。 
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