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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第一話 恐怖の居合ホームランその二

「宇宙にもいないか」
「そうっちゃ。けれどダーリン何時の間に来たっちゃ」
「お前のUFOに忍び込んでいた、ジャリテンも一緒だ」
「ほら、言うた通りやろ」
 そのテンも言ってきた。
「宇宙でもあんな人おらんぞ」
「大谷選手はそこまで凄いのだな」
「ああ、本当に格が違うぜ」
 弁天はあたるに真顔で述べた。
「あの人は」
「バッターとしても超一流だけれど」
 おユキも述べた。
「ピッチャーとしてもだから」
「あれだけホームラン打って足も速いし」
 ランはあたるの前なのでブリッ子モードに入って述べた。
「守備もいいでしょ」
「確かに」
「しかもピッチャーで一五五キロ以上が普通で魔球幾つも投げるからな」
「スライダーもカーブもスプリットもシンカーもね」
 弁天とおユキは二人でも話した。
「一六三キロのシンカーなんてないわ」
「一三八キロで四十三センチ曲がるスライダーってねえよな」
「レイさんなら勝てる?」
 ランはやはり何時の間にか出て来たレイに問うた、牛の姿である。
「大谷選手に」
「ぶもっ」
 レイは左手を横に振って答えた、そして人間の姿になって言った。
「あの人は別格」
「ううむ、ではだ」
 あたるは一同の言葉を聞いて言った。
「ここは阪神に入ってもらおう」
「おい、前から思ってたけどな」
 テンはあたるの今の言葉にジト目で応えた。
「大谷選手今アメリカにおるやろ」
「メジャーにな」
「それで阪神に来てもらうんかい」
「移籍してもらうのだ」
「流石に無理やろ」
 こうあたるに言うのだった。
「あの人は」
「お金の問題か」
「そや、あの人年棒めっちゃ高いやろ」
「いや、金はある」
 あたるは即座に答えた。
「そうだろう」
「ああ、あいつか」
「そうだ、あいつに言うぞ」 
 こう言って今度はだった。
 あたる達は友引高校の自分達のクラスで面堂終太郎に言った、三宅しのぶと藤波竜之介、白井コースケ、メガネ、チビ、カクガリも一緒である。
 面堂はあたるの話を聞くと真顔で言った。
「残念だが出来るなら最初からそうしている」
「どういうことだ」
「我が家と綾小路家は確かに代々いがみ合っているが」
 それでもというのだ。
「応援する球団は同じだ」
「阪神か」
「そうだ、だからだ」
 その為にというのだ。
「阪神の為なら何でもしてきてだ」
「大谷選手入団もか」
「メジャーに行く時に動いたが」
 そうしたがというのだ。
「残念だがな」
「そうだったのか」
「あの人はメジャーに行った」
 真顔で答えた。
「そうだった」
「そうなのか」
「だからだ」 
 面堂はさらに言った。 
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