スーパー戦隊超決戦
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第四十三話 決戦が終わりその三
「私も認めよう」
「そうか、それではだ」
キョウリュウシルバーはカオスの言葉を聞いて彼に告げた。
「戦いの後は傷を癒しだ」
「その後はだな」
「仲間達と共にだ」
「国を豊かにして過ごす」
「そうするといい、無益な戦いはだ」
それはというと。
「行わずな」
「そのうえでだな」
「そうして過ごすといい」
「それではな」
「うむ、ではだ」
「平和になればまた会おう」
「そうだな、その時は飲もう」
カオスの言葉にだ、キョウリュウシルバーはこう返した。
「兄弟でな」
「いいな、ではだ」
「そうしよう」
こう話してだった。
キョウリュウジャーは倒れたカオスから背を向けた、背中を向けても今の彼等が攻撃なぞすることはなく。
デーボス軍も倒れた、そして他の組織もだった。
あらかた倒された、だが。
ドクターマンはその戦局を見てだ、他の組織の者達と同じく倒れているギアの者達に言った、最早立っているのは彼だけだった。
「切り札を出す時が来た」
「ならばですか」
「巨大ロボットを出されますか」
「そうされますか」
「その様にする」
メイスンとファラ、モンスターに答えた。
「そしてだ」
「そのうえで、ですか」
「最後の戦いを行うのですね」
「ギアの巨大ロボット達で以て」
「そうする、戦隊の諸君観るのだ」
彼等にも告げた。
「我々の切り札をな」
「やはり来たか」
ドンモモタロウは沖縄の海の上に一斉に現れた彼等を首里城から見て言った。
「巨大化した敵が」
「こうしたこともあろうかと用意していたが」
「まさにだな」
「その時が来た」
ドクターマンは確かな声で答えた。
「そうだな」
「確かにな、では俺達もだ」
「受けて立ってくれるな」
「立とう」
まさにというのだった。
「俺達もな」
「そう言ってくれるか」
「それではだ」
「うむ、お互いにな」
「全力で戦いだ」
「決着をつけよう」
「望むところだ」
ドンモモタロウがこう言うとだった。
それぞれのチームは巨大ロボットに乗り込んだ、そして海で戦うが。
アカニンジャはその中で言った。
「もうこれでな」
「こうした巨大ロボットは戦いよりもね」
「他の色々な仕事に使いたいな」
「作業とかにね」
「平和な仕事にも使えるからな」
シロニンジャに話した。
「だからな」
「そう、だからね」
それでというのだ、シロニンジャも応えた。
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