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スーパー戦隊超決戦

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第四十一話 決戦前夜その二

「そしてね」
「温かくすれば」
「よくね」
「寝られるね」
「そうよ、そして睡眠はね」
「長くしっかりとだね」
「寝ることよ」
 まさにというのだ。
「そうすることよ」
「それに尽きるね」
「その通りだ」 
 カニスカも言ってきた。
「私もそうしてだ」
「よく寝るね」
「そうする」
 ハスティーに答えた。
「今夜もな」
「いつもそうで」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「決戦に挑むのだ」
「そうするね」
「それで今宵はカレーだったが」
 ラクレスは食べたものの話もした。
「これは睡眠にいい」
「そうそう、眠くなるお薬も入っているから」
 ランはそれでと話した。
「カレーを食べるとよく寝れるのよ」
「だから今夜はよく寝られる」
「そうよね」
「皆で寝よう」
「そうしましょう」
「そうだな、しかしな」
 レオはラクレス達の言葉に腕を組んだ状態でしきりに頷きつつそのうえでラクレスに対して言った。
「あんたかなり気配り出来るな」
「私がか」
「いい王様になれるな」
「私はもう退いた、それにだ」
「違ったって言うんだな」
「王であった時はな」
 レオに苦い顔で答えた。
「とてもだ」
「それは仕方ないだろ」
「そうよね」
 アムはレオのその指摘に頷いた。
「あんなのがいたら」
「それで倒そうって思ったらな」
「自分を抑えるしかないわよ」
「相手を騙す為にな」
「私には絶対に無理だけれどね」
「俺もだ、あんたみたいな状況だとな」
 それならとだ。レオは話した。
「もう頭にきてな」
「ダグデドに向かっていってたわ」
「後先考えずにな」
「そう考えるとよく自分を抑えてたわ」
「よくやったよ」
「俺もあんなの我慢出来ないよ」
 夜野も真剣な顔で述べた。
「絶対にダグデド達に向かっていたから」
「魁ちゃんも無理?」
「無理だよ」
 アムに即座に答えた。
「あんな状況になったら切れて」
「もう後先考えないで」
「ダグデド達に向かっていたよ」
「そうしたの」
「それでずっとあいつ等騙すなんてな」
 ラクレスがそうした様にというのだ。 
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