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スーパー戦隊超決戦

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第三十四話 メールが来てその十五

「そしてな」
「和気藹々とやっていけるしな」
「今の俺達みたいにな」
「本当にな」
「笑顔がどれだけ大事か」
 膜インも言うことだった。
「言うまでもないな」
「そうだな」
「本当に笑う門にはだよ」
「福来たるだ」
「今ヤーブンの旦那が言った通りにな」
「そうだよ、辛い時だって笑えばな」 
 ヤーブンはまた言ってきた。
「それだけで違うさ」
「まさにその通りだ」
 ワイズルーも完全に同意だった。
「やはりだ」
「笑うことだな」
「どんな時でもな」
「ましてや何があっても仏頂面だとな」
「どうにもならない」
 そうであるならというのだ。
「まことにな」
「そうだよな」
「だからだ」
 そうであるからだというのだ。
「ドクターマンもだ」
「笑わないとな」
「そうなる様にしよう」
「俺達が友達になったらな」
 その時はというのだ。
「一緒に笑おうな」
「そうなる様にしよう」
「是非な」
「笑うことがどれだけ大事か」
 ヨドンナも言った。
「僕もわかったよ」
「そうだな」
「昔はね」
 自分のことも話した。
「そうしたこともね」
「わからなかったな」
「そうだったよ」
 ワイズルーに話した。
「ずっとね」
「しかし今はだな」
「考えが変わったよ」
「笑うことは素晴らしいことだとな」
「うん、心から笑えたら」
 それが出来ればというのだ。
「それだけで違うよ」
「その通りだ、では彼にもな」
 ドクターマンにもというのだ。
「心からな」
「笑ってもらえる様にするね」
「仲間、友達になったならな」
 その時はというのだ。
「全力でそうなる様にしよう」
「そうしようね」
 ヨドンナはここでだった。
 笑顔になった、タンクジョーはその笑顔を見て彼女に言った。
「いい笑顔してるな」
「そう言ってくれるんだ」
「ああ、素直にそう思ったからな」
 だからだというのだ。
「そうした笑顔をな」
「ドクターマンも浮かべられる様にだね」
「していこうな」
「僕達がね」
 ヨドンナはここでも笑顔だった、そしてその笑顔でだった。
 仲間達とドクターマンを笑顔にすることを話した、すると誰もが彼女と同じ笑顔になったのだった。


第三十四話   完


                    2024・8・15 
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