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八条学園騒動記

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第七百七十話 最強の戦士その九

「ずっとね」
「寝ていろって言ったの」
「もうずっとね」
 アロアはベッカに答えた。
「眠らせておけってね」
「言ったのね」
「やっぱり中国って大きいからね」
「今でもね」
 ベッカもまさにと答えた。
「一八〇〇憶の人口がいてね」
「星系も多いしね」
「連合屈指の大国だからね」
「今もね」
「それで昔もね」
「中国は大きいから」
「だからね」
 それでというのだ。
「本当にね」
「ナポレオンはそう言ったのね」
「中国は眠らせておけって」
「そうなのね」
「それで私達も思うわね」
「エウロパはずっと寝てろ」
「さもないとね」
 ナンがまた言って来た。
「発展してね」
「こっちにちょっかいかけてきたらね」
「凄い嫌だからね」
「それでよね」
「ずっと寝て欲しいわね」 
 二人はまたナンに応えた。
「そうよね」
「何があっても」
「まあ向こうもね」
 ナンは笑ってエウロパもと話した。
「思ってるかもね」
「連合はずっと寝てろ」
「そうしていろって」
「そう思ってるのね」
「あの国はあの国で」
「そうでしょ、こっちが思うことはね」
 それはというのだ。
「本当にね」
「相手も思うわね」
「敵もね」
「エウロパの方も」
「そうよね」
「そうでしょ、けれどモンゴルだってね」
 自分達の国もというのだ。
「休まないから」
「のんびりしていても」
「それでもなのね」
「そうよ」
 まさにというのだ。
「そんなことしないから」
「絶対に」
「そうなのね」
「そう、そしてね」
 そのうえでというのだ。
「発展していくわ」
「モンゴルのペースね」  
 ベッカが笑って言葉を返した、クミズを飲んで笑顔でいる。
「要するに」
「そう、のんびりでもね」
「発展していくのね」
「スローライフでもね」
 そう言われることでもというのだ。
「ちゃんとね」
「発展出来るわね」
「スローライフイコール停滞か」 
 それはというと。 
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