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ハッピークローバー

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第百四十二話 運動会の後はその十一

「日本人はあまりね」
「体臭しないっていうわね」
「そうよね」
「お野菜とかよく食べるから」
「そのせい?」
「そう言われてるわね」
 かな恵も言った。
「食べものでね」
「体臭も変わるわね」
「そうよ」
 こう言うのだった。
「それ自体でね」
「そうなのね」
「お肉ばかり食べてると」
 それならというのだ。
「その場合はね」
「体臭きつくなるのね」
「だからね」
 それでというのだ。
「ステーキよく食べるアルゼンチンだと」
「体臭するのね」
「そう聞いたわ」
「そうなの」
「アルゼンチンの子からね」
「そうだったのね」
「あそこは兎に角ね」
 アルゼンチンはというのだ。
「ブラジルもそうみたいだけれど」
「ブラジルはシェラスコね」
「アルゼンチンはステーキでね」
「牛肉よく食べるから」
「それでね」
 このことが影響してというのだ。
「体臭がね」
「するのね」
「そうみたいよ」
「そうなのね」
「だからね」
 そうであるからあとだ、かな恵は一華に話した。
「お肉ばかり食べないで」
「お野菜もよく食べることね」
「バランスよくね」 
 その様にというのだ。
「食べることよ」
「体臭のことを考えたら」
「そう」
 まさにというのだ。
「そうすることよ」
「そうなのね」
「お魚は聞いてないけれど」
 体臭に影響すると、というのだ。
「けれどね」
「それでもよね」
「お野菜や果物はね」
「よく食べることね」
「体臭がきつくならない為にはね」
「そういえばね」
 ここで一華はこんなことを言った。
「白人の人って体臭がね」
「きついっていうわね」
「そう言う人いるけれどね」
「やっぱり食べものでしょ」
 かな恵はそれの関係だとだ、一華に答えた。
「そのせいでね」
「お肉をよく食べるから」
「そうでしょ」
「アルゼンチンの子と同じね」
「バランスよく食べたらね」
「白人の人でも匂わないのね」
「それで毎日お風呂に入ったら」
 そうもすればというのだ。 
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