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スーパー戦隊超決戦

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第三十一話 襲撃その三

「その時はな」
「宜しく頼む」
「奴等のことはわかっている」
 カニスカも言ってきた。
「だからだ」
「有利に戦えるか」
「そのつもりだ」
「それは何よりだ」
「奴等は強い」 
 ダグデド達はとだ、カニスカは感情が見えない目で述べた。
「確かにな。しかしだ」
「それでも彼等を知っているな」
「よくな、それぞれの弱点もな」
「それなら尚更だな」
「有利に戦える」
「それにです」 
 ディボウスキは笑って話した。
「既に他の戦隊の方々への連絡手段も整えてあります」
「だからだな」
「戦いになれば」 
 その時はというのだ。
「即座にです」
「彼等に連絡してだな」
「はい」
 ドクターマンにそのうえでと答えた。
「来て頂けます」
「数も備えているな」
「左様であります」
「おそらくだ」
 ブランエリは自分の見立てを話した。
「敵はいざとなれば巨大化する」
「ギアもそうだったが」 
 ドクターマンはブランエリのその話を聞いて述べた。
「それぞれの組織はな」
「怪人達を巨大化させるな」
「いざという時はな」 
 まさにというのだ。
「そうする」
「そうして戦うな」
「我々の常だ」
 ドクターマンはまさにと答えた。
「そのことはな」
「それは奴等も同じだ」
 ダグデド達もというのだ。
「それでだ」
「そうしてくるとだな」
「最初から読んでいる、いや」
 ブランエリは自分で自分の言葉を訂正させて言った。
「確信している」
「そうしてくるとだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「そうであってな」
「それでか」
「我々はだ」
「巨大ロボットもだな」
「全てのチームがもうな」
 既にというのだ。
「整えている」
「そうなのだな」
「だからだ」
 そうであるからだというのだ。
「奴等が出て来てもな」
「充分に戦えるな」
「そうだ」
「あいつ等は私達を馬鹿にしているわ」
 ヒメノはこのことを指摘した。
「今もね」
「自分達が強い力を持っているからだな」
「そう、そしてね」
 そのうえでというのだ。
「私達を侮ったうえでよ」
「戦ってくるな」
「わかるわね」
「よくわかる」 
 ドクラーマンはヒメノに即座に答えた。 
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