スーパー戦隊超決戦
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第三十一話 襲撃その一
第三十一話 襲撃
ダグデドは仲間達に軽い調子で言った。
「もういいだろうね」
「行くのだな」
プラジアが応えた。
「そうするのだな」
「そうしないかい?」
こうプラジアに言った。
「そろそろね」
「そうだな」
プラジアはすぐに答えた。
「もうな」
「そうだよね」
「じゃあ今からよね」
リーチは遊びに行く様に言った。
「ドクターマンのところに行って」
「そしてね」
「彼を攫うのね」
「そうしよう」
「それじゃあね」
「捕まえて協力を要請するけれど」
「頷かなかったら」
その時はというと。
「やっぱり」
「そう、脳味噌だけ取り出して」
「そこにある知識だけ頂いちゃうのね」
「結局大事なのは頭だから」
それでというのだ。
「若し協力しないって言ったら」
「脳味噌だけ出して」
「利用するよ」
「わかった」
ウンクはそれでと頷いた。
「ではな」
「皆で行こうね」
「そうしよう」
「何でもね」
ダグデドは今も何でもないといった感じで言った。
「ドクターマンもギアを復活させて」
「我等が来るのを警戒しているな」
「そうだけれど」
それでもというのだった。
「俺達の敵じゃないよ」
「弱いな」
「そう、だからね」
「何でもなくだな」
「行こう」
「そうだな」
ローザリアも言ってきた。
「我々の力ならだ」
「何でもないね」
「戦隊の連中もそうだしな」
「他の組織もでね」
「そしてだ」
ダグデドにさらに話した。
「そのギアもな」
「そうそう、本当にね」
「何でもないな」
「俺達から見ればね」
ギアの者達もというのだ。
「そうだよ」
「その通りだな」
「ではまずはだ」
モウズはギアの者達について考えつつ言った。
「ギアの者達を蹴散らし」
「邪魔者をね」
「そのうえでドクターマンを攫うな」
「ギアの連中を蹴散らしたらね」
そうすればというのだ。
「もうその時点でね」
「協力を要請するな」
「強制とも言うけれどね」
ダグデドは自分からそうだとも述べた。
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