新ヘタリア学園
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第三千六百三十一話 そういえば
第三千六百三十一話 そういえば
ふとです、台湾は日本に尋ねました。
「近畿や関西にはこうした妖怪のお話ないんじゃないですか?」
「そういえば」
日本は言われてはっとなりました。
「そうですね」
「近畿は妖怪が多いですが」
「長い間都があっただけに」
「人も多かったですしね」
「山も多いですが」
それでもです。
「しかしです」
「それでもですよね」
「ヒバゴンの様な存在はいません」
「そうですよね」
「狐や狸が多く」
そうしてです。
「他にも山にまつわる妖怪が多いですが」
「大きなお猿さんの妖怪は」
「四国に多いです」
「妖怪も地域性がありますね」
「そのことは自覚していましたが」
大きな猿の妖怪の話は四国に多いです、そして他の地域には案外少ないか全くなかったりするのです。
第三千六百三十一話 完
2024・9・10
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