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新ヘタリア学園

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第三千六百十五話  一国だけ時間が違う

第三千六百十五話  一国だけ時間が違う
 フィンランドも来ました、そしてにこりと笑ってお話しました。
「僕の時差は僕だけなんですよ」
「周りの国の方々とは違いますか」
「スーさんともです」
 そうなっていると日本にお話します。
「実は」
「ではロシアさんとも」
「同じです」
「そうなのですね」
「そう決めまして」
 フィンランドの上司の人がです。
「使用しています」
「それはまた独特ですね」
「そうですね、ですから時差のことは」
 フィンランドも言うことです。
「本当にです」
「政治的に決められますね」
「僕もそう思います」
「その辺り気候と違いますね」
「そうですね」 
 フィンランドも言うことでした。
 兎角時差は科学的に決められるとは限らないのです、その国の上司の人の考えが大きいものなのです。


第三千六百十五話   完


                     2024・9・2 
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