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スーパー戦隊超決戦

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第二十八話 侮りその十二

「皆さん貴方の正体はわかりませんが」
「それでもか」
「ここでは貴方しかいませんし」
 ダグデド達の情報を提供してくれる者はというのだ。
「しかも私達を陥れる理由がありません」
「だからか」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「ここはです」
「信じてくれるんだな」
「はい」
 まさにというのだ。
「そうさせて頂きます」
「そうしてくれるんだな」
「そして」
 それにというのだった。
「確かなお話をです」
「話して欲しいんだな」
「そうです」
「俺がダグデド達とつながってると思わないか?」
「貴方は彼等を信じられますか?」
「そんな筈ないだろ」
 声は即座に答えた。
「あんな連中はな」
「それが答えです」
 エンターは即座に言った。
「まさに」
「信じられない連中とは手を組まないか」
「利用し合わない限りは。そして」
「俺があいつ等を利用しようにもな」
「何か目的がありますか?」 
 彼等を利用する様なというのだ。
「果たして」
「いや、ない」
 鳥は再び即座に否定した。
「本当にな」
「左様ですね」
「だからか」
「貴方は信じられます、むしろ時々しか出てこないですが」
 それでもというのだ。
「私達の味方ですね」
「そう思うんだな」
「はい」
 まさにというのだ。
「ですから」
「今から話してもいいか」
「そしてその情報もです」
「出すな」
「そうして下さい」
「わかったぜ、そしてな」
 鳥はさらに言った。
「そっちでもだな」
「彼等の星からです」
「情報を集めるんだな」
「そうします」
「自分で動くな」
「最初は手段がないと思いましたが」 
 それでもというのだ。
「あるとわかったので」
「だからか」
「私達でもです」
「そうもしてくれよ、じゃあな」
「お話して下さい」
「長くなるぜ」
 こう前置きしてだった。
 鳥はダグデド達の情報を話した、バスコやプラジアについてはもうわかっているので話すことはなかった。
 それで全て聞いてだ、エスケイプは言った。
「成程、強いけれど」
「癖の強い方々ですね」
 グリッタも言った。 
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