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スーパー戦隊超決戦

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第二十六話 それぞれの組織の決意その五

「本当にな」
「奸智を見抜くことが出来るなら」
「それならな」
 まさにというのだ。
「心強いからな」
「全くですな」
「兄上がおられないのは残念だな」
「全く以て」
「いないなら仕方ないだろ」
 テッキュウは九右衛門がいないことを残念がる牙鬼と晦に話した。
「俺達だけ、いる面子でな」
「やっていくことか」
「そうだよ、そして力を合わせてな」
「戦うか」
「ああ、こうした時仲間割れしたらな」
「間違いなく負けるな」
「そうなるからな」 
 だからだというのだ。
「それは気を付けような」
「絶対にな」
「こうしていつも腹を割って話すことだよ」
 テッキュウは牙鬼に話した。
「そうしてお互いを知ってな」
「理解し合ってか」
「やっていくことだよ」
「そうしたことも大事だな」
「この面子は問題ない」
 こうだ、イカーゲンは言い切った。
「信用出来る、ただ色々間に入ってな」
「囁かれますと」
 ナリアは深刻な顔で述べた。
「まずいですね」
「だからな」
 それでというのだ。
「事前にああした連中が何をしてくるか」
「考えていきましょう」
「そうして事前に対策を立てていくか」
「そうしましょう、奸智も事前にわかっていれば」
「対処出来ます」
「だからな」 
 そうであるからだというのだ。
「ここはな」
「彼等の策を想定していき」
「対策を立てていこうな」
「そうすることですね、彼等のことを調べ尽くし」
 またエンターが言って来た。
「あらゆる対策を講じていきましょう」
「バスコについてはです」 
 インサーンがここで口を開いてきた。
「我々が詳しいです」
「プラジアなら知っているぜ」
 デレプタも口を開いた。
「何でも言ってくれ」
「そしてダグデド達の情報収集を行いましょう」
 エンターは彼等の話をした。
「そのうえで、です」
「ことを進めていきますね」
「はい、そして」
 そのうえでとだ、エンターはインサーンに答えた。
「彼等を知ることです」
「まずはそれからですね」
「そして対策を講じて用意していきましょう」
 仲間達に話した、そうして実際にだった。
 それぞれの組織の者達はダグデド達への備えをしだした、彼等を知り彼等への対策を講じていくのだった。
 それを見てだ、鳥も言った。
「いいぜ、ああした連中は何をしてくるかわからないけれどな」
「そのわからないことが何かね」
「ああ、これがどういう意味かな」
 わからないということがというのだ、鳥はエスケイプに話した。
「何かってな」
「考えてね」
「わかることだよ」
「大事なのは」
「それでな」
 そのうえでというのだ。 
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