スーパー戦隊超決戦
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第二十五話 邪悪な者達その十四
「重い判決を下す」
「そうするわね」
「食べものを粗末にしてだ」
そうした行為でありというのだ。
「非常に悪質で不潔で下品だ」
「まさにな」
黒い服の五色田もその通りだと頷いた。
「最悪の行為だ」
「許せないな」
「何があってもな」
それこそというのだ。
「俺にしてもだ」
「思う行為だな」
「実にな」
「だからだ」
カニスカはさらに言った。
「私はそうした行為を前にすれば」
「重罪人としてか」
「裁く」
「それがいいな」
「そこにさらに社会的制裁が来る」
裁判の結果の刑罰だけでなくというのだ。
「容赦なぞしない」
「それはいいわね」
ソノゴは蛸を食べつつ応えた。
「裁判だけでなくね」
「そうした行為にはだ」
「社会的制裁もね」
「必要だ、賠償金にだ」
そうした行為を行った店に対してのというのだ。
「さらにだ」
「世間の批判ね」
「そうしたものを受けてだ」
「罰せられるべきね」
「絶対に許されない行為だからな」
だからこそというのだ。
「そうあるべきだ」
「本当にそうね」
「それがいるからな」
こう言ったのは野々村だった。
「世の中ってな」
「そうだよね」
スパーダも困った顔で応えた。
「これが」
「そうしたことはな」
「絶対にしたら駄目だね」
「やんちゃをしてもな」
それでもとだ、ソノゴは言った。
「最低限だ」
「汚いっていうかね」
「下品だな」
「そうしたことで人に迷惑をかけるのは」
「駄目だ」
スパーダに応えて言った。
「何があってもな」
「そうだね」
「悪戯もする」
「そうだね」
「しかしだ」
「人としてね」
「下品で人に迷惑をかける」
そうしたというのだ。
「そんな悪戯はな」
「したら駄目だね」
「絶対にな」
「それは守っていかないとね」
「誰もがな」
「若ししたら」
龍井はやや怒った顔で言った。
「どうなるかだよ」
「そうだ、誰でもしてはいけない」
長老も言った、二人共鮑を食べている。
「それを自慢してはだ」
「尚更駄目ですね」
「何があろうともな」
「全くです、そうしたことも肝に銘じて」
「寿司を食おう」
「皆で」
こうした話もしてだった。
一行は回転すしの寿司を楽しんだ、どのネタも美味く戦隊の面々は満足した。そうしてその中で楽しく語らい親睦も深めた。
第二十五話 完
2024・6・8
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