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スーパー戦隊超決戦

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第二十五話 邪悪な者達その十

「時間もだし晩ご飯にしようか」
「そうね」
 フリントが笑顔で応えた。
「それならね」
「今から食べよう」
「そうしましょう」
「それで何を食べるかだけれど」
「こうした時高尾さんはいつもフランス料理言いますね」
 こう言ったのは陽川だった。
「パリから来られただけに」
「そう思うよね」
 高尾はその陽川に楽しそうに応えた。
「やっぱり」
「違います?」
「今日はお寿司だよ」
 こちらの料理だというのだ。
「僕がお勧めするのは」
「えっ、お寿司ですか」
「うん、丁度食べたいと思っていて」
 それでというのだ。
「提案するよ」
「そうですか」
「それでね」
 高尾はさらに話した。
「もうお店も見付けてるよ」
「そうなんですか」
「回転寿司のお店だよ」
「あっ、そうなんですよね」
 回転寿司と言われてだ、陽川はまさにという顔と声で応えた。
「回転寿司って美味しいですよね」
「よく本物のお寿司じゃないってね」
「馬鹿にする人いますね」
「時々ね、けれどね」
 その実はというのだ。
「立派なお寿司だよ」
「美味しいですよね」
「あんな美味しいものを馬鹿にするなんてね」
 高尾は笑顔だが真面目に語った。
「おかしいよ」
「全くですね」
「だからね」
「これからですか」
「皆で回転寿司のお店に行って」
 そうしてというのだ。
「食べよう」
「わかりました」
「元々お寿司ってファーストフードなのよね」
 このことは大治が指摘した。
「江戸時代の」
「お握りみたいなものなのね」
「実際大きさもよ」 
 大治はアスナにも話した。
「最初はそれ位だったらしいわ」
「お握り位の大きさで」
「そしてね」 
 そうしてというのだ。
「ネタを乗せていたのよ」
「そうだったのね」
「それでね」
 さらにだ、大治は話した。
「シンケンゴールドの人も屋台だったでしょ」
「その寿司職人のね」
「今はお店持ってるけれど」
「ファーストフードだから」
「それでね」 
 そうであってというのだ。
「砕けてね」
「食べてよくて」
「回転寿司もね」
「立派なお寿司ね」
「そうよ」
 まさにというのだ。 
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