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スーパー戦隊超決戦

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第二十五話 邪悪な者達その五

「その筈だったからな」
「そこから蘇るとなると」
「かなりの力を使っている」
「それこそわずかに残っていた力を振り絞って」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「復活し仲間達もそうしてだ」
「そこにさらにだね」
「バスコ達もとなるとな」
 それこそというのだ。
「やはりな」
「かなりの力を使っているね」
「どう考えてもな」
「残り少ない位の」
「そうだ、今度こそだ」
「死ぬと復活出来ないね」
「その筈だ」
「幾ら何でも無限に復活出来る奴なんていないからな」
 宝路も考えてからこう言った。
「だからな」
「それでだね」
「俺もそう思う」
 ショウに対して話した。
「ダグデドは今度死んだらな」
「もう復活出来ないね」
「その筈だ」
「しかもキングオージャーの倒せる武器もあるしね」
「尚更だ、だから確実にな」
「倒すことだね」
「そうしないと駄目だ」
「なら僕達は今は待ちますか」
 桃谷は膝を手で叩く様にして言ってきた。
「あいつ等が来るのを」
「そうですね、待つのも戦いですから」 
 雉野もまさにと言った。
「ここは待ちましょう」
「はい、そうしましょう」
「訓練をしたり睡眠も摂ったりして」
「英気を養いましょう」
「美味しいものも食べて」
「あっ、美味しいものでしたら」
 それならとだ、桃谷は雉野にまさにと応えた。
「いいカレー屋見付けたんですよ」
「何処ですか、そこ」
「恐竜屋か?」
 犬塚はまさかという顔で問うた。
「あそこはもう行ったぞ」
「本店じゃないです」
「あそこじゃないのか」
「渋谷の方でして」
「そうなのか」
「そこのオリジナルカレーが美味しくて」
 それでというのだ。
「皆さんもどうかと思いまして」
「よし、じゃあそこに行くか」
「そうしますか」
「ただドクターマンだが」
 犬塚は彼のことも話した。
「沖縄にいるからな」
「引き続いて」
「何かあればな」
「渋谷からですね」
「すぐにだ」 
 それこそというのだ。
「戻るぞ」
「そうすることですね」
「それは出来るからな」
「巨大ロボットもありますし」
「その時は例え食ってる最中でもな」
「戻りましょう」
「そうするぞ」 
 こう言うのだった。 
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