| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

博士の挑戦状

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第百六十五話

                第百六十五話  合う下着
 ランジェリーショップに行ってだった、今田先生は今日子先生と一緒に店の下着を見ながら言うのだった。
「色々な下着があるけれど」
「どれがいいかしらね」
「いつも迷うわよね」
「そうよね、自分に合う下着を見付けるのもね」
「大変よね」
 こう今日子先生に話した。
「本当に」
「そうよね、だから」
 それでというのだ。
「じっくり時間をかけて」
「一つ一つ丹念に見てね」 
「そうしてね」
 今日子先生も応えて述べた。
「見ていきましょう」
「今はね」
「そして」
 今田先生にさらに話した。
「幾つ買うの?」
「今日は三セットね」
「ブラとショーツ合わせて」
「ええ、それで色はね」  
 今田先生はそちらの話もした。
「明るい色にしたいわ」
「黒や紫は買わないのね」
「今回はね」
 こう答えた。
「考えてないわ」
「そうなのね」
「どうもね」 
 首を傾げさせつつさらに話した。
「今日は濃い色の下着はね」
「遠慮するのね」
「ライトブルーやライトイエローの」
 具体的な色の話もした。
「そうしたね」
「明るい色の下着ね」
「そうした下着をね」
「三セット買うのね」
「そうしたいわ」
「そうね、私はね」 
 今日子先生は今田先生の話を聞いて自分が買おうと考えている下着の話をした、真面目な顔で話している。
「白とか赤それに緑ね」
「緑なの」
「その色の下着もね」
「買いたいのね」
「自分に合ったね」
「そうなのね、じゃあ二人で選びましょう」
 今田先生はそれならと応えた、そうしてそのうえで一緒に下着を探すのだった。


第百六十五話   完


                2024・5・15 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧