スーパー戦隊超決戦
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二十三話 当たった不安その十八
「まことにな」
「そうですよね」
「賑やかになる、そして絆も生まれる」
「その絆がいいんですよね」
「宝だ」
まさにというのだ。
「持っている者のな」
「そうそう、皆で楽しく明るくで」
クレオンはバリゾーグにも話した、そのメロンを楽しみながら。
「助け合う」
「それがいいな」
「孤独な好きだっていう人もいるみたいですが」
それでもというのだ。
「僕達は違いますよね」
「ここにいる者はな」
「それならですよ」
まさにというのだ。
「もうです」
「是非な」
「友達をです」
「迎えたいな」
「新たに、けど友達って無理強いでなるものじゃないですね」
「まさに」
バリゾーグはその通りと答えた。
「それはな」
「そうですよね、ですから」
「ドクターマンもだな」
「無理強いしないで」
そうしてというのだ。
「お誘いすることですね」
「その通りだ、だが」
バリゾーグはクレオンにそれでもと話した。
「ダグデド達は違う」
「人は利用するだけなので」
「それこそ何をしてもな」
手段を選ばずというのだ。
「彼を手に入れようとする」
「そうしますね」
「それこそだ」
バリゾーグはさらに話した。
「脳だけでもな」
「うわ、取り出してですか」
「そうだ、そうしてでもだ」
「利用しますか」
「おそらくな」
「そんなとんでもないこと絶対にしたら駄目ですよ」
クレオンは慌てふためく様にして言った。
「それこそ」
「私も同意見だ」
「けれどあいつ等は、ですか」
「平然と行うな」
「恐ろしいですね」
「そして宇宙を破壊することもだ」
その様なこともというのだ。
「行う」
「ううん、本当に戦隊よりもですね」
「まずはあの者達をだな」
「やっつけましょう」
「共にな」
「はい、僕達もこの宇宙で暮らしてますから」
クレオンはそれでと話した。
「絶対にです」
「まずはダグデド達だ」
「あいつ等をやっつけましょう」
こう言ってだった。
それぞれの組織の主だった者達はデザートのメロンも楽しんだ。そうしてその後でダグデド達と戦う為の作戦会議に入ったのだった。
第二十三話 完
2024・5・23
ページ上へ戻る