スーパー戦隊超決戦
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第二十三話 当たった不安その四
「いる、ただそんな奴はここにはいられない」
「そうだね」
「俺達はそうした連中とはだ」
「一緒にやっていけないね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「とてもな」
「そしてそれは誰か」
「絶対に復活して欲しくない連中だ」
「あいつ等だね」
「そうだ」
ソノヤはその通りだと答えた。
「まさにな」
「いや、復活しておらぬとな」
有明の方はトマト鍋の中のそのトマトのだしをすすってから言った。
「思いたいのう」
「全くだな」
「うむ、わらわもな」
「ああした連中はだな」
「絶対にじゃ」
それこそというのだ。
「復活して欲しくないわ」
「そうだな、だがこう言うとな」
「そうした時こそ復活するのう」
「そうだ」
まさにというのだ。
「よりによってだが」
「嫌な奴程出て来るものじゃ」
「全くだな」
「だからじゃ」
それ故にというのだ。
「今は出て来ておらぬが」
「それでもな」
「噂をすれば何とやらともいう」
「そうだな」
「出て来ればまことに嫌じゃ」
「その時はです」
晦はトマト鍋の中の鶏肉を食べてから言った。
「むしろ戦隊の者達よりもです」
「先に連中をじゃな」
「成敗しましょう」
こう言うのだった。
「その時は」
「それがよいのう」
「ああした連中は何をするかわかりませぬ」
「よからぬことを企んでな」
「そうした連中ですので」
だからだというのだ。
「それで、です」
「その時はな」
「全力を以て」
それでというのだ。
「倒しましょうぞ」
「そうだ、もう二度とあんな連中を用いるものか」
ギルはすき焼きの牛肉を楽しみながら言った。
「全く以てな」
「嫌な目に遭いましたね」
「そうだったからな」
インサーンに応えて言った。
「また出て来たらな」
「その時はですね」
「戦隊の連中よりもだ」
「あの者達を攻めますね」
「そうする、絶対に信用するか」
ギルはこうも言った。
「何があってもな」
「それはいいのですが」
エンターはヨドンナと共に鍋を食べる中で言った、エスケープも同じ鍋を楽しんでいてそうして食べている。
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