| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千五百二十三話  かつての五千円札の人は

第三千五百二十三話  かつての五千円札の人は
 日本は妹さんにあらためて言いました。
「五千円札の方も」
「世界の架け橋になろうとした人ですね」
「はい、あの人は実は」
「総督府におられましたね」
「台湾さんの方にも」
「そうでしたね」
「そしてです」
 日本は妹さんにさらに言いました。
「韓国さんが私のお家に入られる時も」
「伊藤さんにご自身が立てられた内政計画をでしたね」
「お出ししました」
「そうされましたね」 
 妹さんも覚えていることです。
「あの方は」
「はい、ですが」 
 出すことは出しましたが。
「しかし」
「伊藤さんは併合されないと言われましたね」
「そうでした、伊藤さんは併合反対派だったので」
「そうしたこともありましたね」
 ですがこのことは問題になっていません、日本兄妹はこのことを振り返ってそうしてお話を続けるのでした。


第三千五百二十三話   完


                    2024・7・8
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧