| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

スーパー戦隊超決戦

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二十一話 王達の来訪その十五

「あんたはお口に合わないならね」
「まずいって言うからな」
 岩崎も言った。
「隠さずにな」
「嘘を言わないし」
「言い繕いもしないからな」
「隠さずにね」
「だからな」
 それでというのだ。
「口に合わない時はな」
「大変よ」
「裁判にはもってこいだが」
 カニスカはゴーバスターズの二人の話を聞いて言った。
「生きることには問題があるな」
「これまで色々あったよな」
 陣もこのことはわかった。
「あんたも」
「あったが何とも思っていない」
「あんた自身はか」
「俺は俺だからな」
「つくづく凄いわね」 
 ういもそんな桃井を見て唸った。
「あくまで我が道を行くで」
「そうは出来ない人生だからな」 
 長老も思うことだった。
「それが出来ているからな」
「凄いですよね」
「相当な人物だ」
「長老さんから見ても」
「ここまでの者は見たことがない」 
 長老にしてもだった。
「今もな」
「そうだね、僕ちんも見たことないよ」
 ショウもであった。
「タロウみたいな人はね」
「そうだな」
「うん、ある意味超人だよ」  
 そこまでの人物だというのだ。
「本当にね」
「けれどそうした彼がいいっていうお店なら」
 博多はそれならと話した。
「安心出来るね」
「美味いな」
 宝路は弟に応えた。
「間違いなく」
「うん、そうだよ」
 博多は兄にも話した。
「嘘を言わない人が確かだって言うなら」
「それならな」
「間違いなく美味しいよ」
「そういうことだな」
「ホルモンにビールは最高ですね」
 マブシーナは目をキラキラとさせて語った。
「酔わないですが」
「人間なら酔うから」
 大治が応えた。
「身体の仕組みが違うからね」
「私はお茶で酔いますね」
「そして酔うとね」
 大治は苦い顔で話した。
「その時はね」
「悪酔いなので」
「慎んでね」
 お茶はというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧