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「空娘」空を守るもの

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舞台は鎮守府に戻っていく
  第22話 タウイタウイ攻防戦

 
前書き
視点がF22含む艦娘視点に戻ります 

 
「大本営からのお達しで、
タウイタウイ泊地が大本営から離脱し、日本国に牙を立てている
と連絡が来ている。これにつき、我々空中機動部隊はタウイタウイ泊地へ
進出し、攻略せよ、との事だ。」
「私たちがやらないといけないんですか?」
「大本営からのお達しだ。これを断れば解体の危機もあるぞ」
「そうですか…」
「今回は空対空ミサイル、空対地ミサイルのふたつを使用するそうだ。
F15もいないから、慎重に行くんだぞ。」
「F15先輩、どこいっちゃったんでしょうね…」
「引きずっても仕方ないだろう。今はこの任務に集中すべきだ。」
「それもそうですね」
「では、幸運を祈っているぞ。」
「滑走路に移動、順次離陸します」

「ピッチ、ロール、ヨー良好、離陸します」
「アフターバーナー全開、最大戦速」
「グッドラック」


「まもなくタウイタウイです」
「そうですね…まって、レーダーに高速飛翔体確認
突っ込んできます!」
(プラズマ音)
「この弾道は…まさか」
「ああ、間違いない。F15のレールガンだ。」
「タウイタウイ側に回った?」
「まだ判断するには早いだろう。
誤射かもしれない」
(プラズマ音)
「いや…最悪の事態だ。誤射ではない。」
「仕方ありません。接近戦とミサイルを叩き込みましょう
F15先輩は生粋のエースです。まともに叶う相手では無い。」
「了解、ミサイル発射」
「ラジャー。FOX2」
「目標、F15。FOX2!」
「ミサイル初弾到達!なおも健全であります」
「叩き込むしかない!」
「続いてミサイル、行きます!」
「FOX2!!」
「第二波攻撃、弾着確認、右エレベーター、損傷です!」
「エレベーター…だけ?
どんだけ操縦技術と艤装をパワーアップしてるの…」
「こちらsu27、接近戦に持ち込む。」
「まって、それはまずい」
「ロシアとアメリカでは、大きく戦闘の仕方が違う、
こっちなら行ける」
「そこまで言うなら信用するけど、絶対に堕ちないでね。」
「ああ、任せろ」
【su27視点】
「こいつ、格闘戦まで強いのか…どんだけだよ。
ちくしょう、さっきから後ろは取れてるが避ける技術がうますぎる」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨
「バカ!後ろ取られてるよ!」
「なんだと!?
こんな時のためのコブラだ!まだ大丈夫、行ける」
ズガガガガ
「うっしゃ、右エンジン停止!けどまだ落ちねぇ!」
「…嫌な予感がする、逃げてsu27!」
「え?」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨
「クッソ!1発貰った!」
「バカ、だからあれほど、」
「済まない、洋上に着陸し、日本に帰る。」
「死なないだけ大丈夫だよ。」
「F15のやつ、まだ落ちない。」
「そうですね…最早接近戦しかないでしょうか」
「とりあえず洋上に着陸する。また祖国、日本で会おう」
【F22視点】
「私が、救うしかない。F2?」
「はい?」
「ありったけのミサイルを打ち込んで欲しい」
「わかりました」
ズッガァァン!
「計十発か…」
「行けますかね」
「ええ。十分です」

「目論見通りです。フレアとチャフを撒いている。そこに
機銃掃射!」
ズガガガガ
「左主翼破損、か
にしてもあの艤装、航空機らしくない。」
「F22…?」
「ん…聞きなれた声」
「F22…敵?味方…」
「何か戸惑っているような気がする。」
「F22は味方…味方!私は…」
「F15ですよ。」
「F22…私はなんてことを…」
「その話は後にしましょう。今はタウイタウイの攻略です。F15は帰ってゆっくり休んでください!」
「ん…わかりました」 
 

 
後書き
夕張の洗脳薬、今まで築いてきた友情の前なら無効っぽいですね 
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