スーパー戦隊超決戦
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第二十話 人間味その一
第二十話 人間味
敗北を喫したそれぞれの組織の面々は撤退した後即座に負傷者の治療に重点を置いた、だがその中でだ。
ナリアは思う出した様にだ、こんなことを言った。
「巨大化はさせなかったですね」
「そうした雰囲気ではなかったわね」
ソノナが応えた。
「だからね」
「そうでしたね」
「怪人と俗に呼ばれる」
「彼等を出していれば」
その場合はというのだ。
「倒されてもです」
「巨大化させていたわね」
「はい、ですが」
それがというのだ。
「先の戦いではです」
「僕達と戦闘員だけでしたからね」
クレオンも言ってきた。
「僕達がやられたら」
「巨大化させていました」
「そうでしたね」
「ですがやられた幹部いなくて」
「戦闘員達はです」
彼等はというと。
「どうしても」
「巨大化させないですね」
「基本的に。死者も出なかったですし」
「それで、ですね」
「巨大化させることはです」
これはというのだ。
「ありませんでした」
「そうでしたね」
「ですが機会があれば」
その時はというと。
「躊躇なくです」
「巨大化させていきますね」
「そうしてです」
そのうえでというのだ。
「全力で、です」
「戦いますね」
「そうしましょう」
「どうも今回の戦いではその機会がないが」
カオスはどうも面白くなさそうに話した。
「だがその時が来ればな」
「はい、巨大化もです」
「していこう」
「そうしましょう、そして今は」
「戦力の回復に専念するしかない」
「そうですね」
「だが」
それでもとだ、カオスは話した。
「戦ってくれた兵達には報いないとな」
「ボーナスですね」
エンドルフはそれを出すことを提案した。
「それを出しますね」
「そうだ、そしてだ」
カオスはエンドルフのその言葉に答えた。
「治療の間は無理をさせない」
「決してですね」
「そうだ、そして戦力が回復すrまではな」
「戦えないですね」
モルボレロは笑って話した。
「とても」
「傷付いた者達を戦場に出してもな」
「戦力にならないですからね」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「今はな」
「戦力の回復に専念しますね」
「そうする」
「では我々も休養ですね」
アイスロンドは今は笑っていた、そのうえでの言葉だった。
「今は」
「そうだ、負傷者の手当てをしつつな」
そのうえでとだ、カオスはアイスロンドにも話した。
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