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「空娘」空を守るもの

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運命なのか、仕組まれてるのか
  第19話 艤装制作

 
前書き
この章の間はF15視点で行かせてもらいます。 

 
バサッ
残っていた艤装の設計図を開く。
「ここからここまでがエンジン…と」
「複雑ですね…」
明石とも一緒に見ているが、
とても大変だ。
「ここは63cmの方がいいかな。」
「了解です。」
「翼の部分はこうかな…」
「難しいですね…」

「エンジンを除いて艤装、出来ましたよ。」
「ん、ありがとう」
「夕張を呼んでくるので待っててください。」
夕張…聞いたことない。

「あなたがF15でしたよね?私は夕張です。
艤装の調整とエンジンの作成ですね。」
「お願いします」
「ん~ここもうちょっと締めた方がいいですか?」
「はい。飛行中に外れそうですね。」
「直しときます。あとここもですね~」
「ふぅ…」
「調整完了ですか?」
「はい。」

「エンジンだけですね。」
「エンジンの設計図はこれで…」
「やってみますね」


「エンジン、試作出来ました
、明石もいますよ。」
「ああ、ありがとうございます」
「噴射と行きましょう」
ゴォオオオオ!!!
「おおw!これはすごい!」
「ものすごい出力ですね…」
「艦娘に積んだらすごいことになるんじゃないか?」
「それもいいですねぇ」

「はい、艤装完成です!」
「ありがとうございます。でもまだ少し残りますので、
お願いします。」
「わかりました。」

「試験飛行と…洒落こもうかな!」
ゴォオオオオ
「久しぶりだなぁ…この感覚、楽しい…」
「あれは凄いですね…」
「羨ましい、なのです!」
「空を飛ぶ、か…羨ましい」
「あれで飛ぶんですね…すごい
自作してみようかな。」
「着陸♪」

「F15なのです?」
「ん、?」
「あれ羨ましいのです!」
「うーん…作れないこともないけど、大変だよ?」
「大丈夫なのです!」
「えーっとだとしたら、身長何センチ?」
「147cmなのです!」
「えっと147cmだったら…
エンジンの長さは60cmくらいかな…
ここはこうして…翼の形は操縦が簡単なのにするか…
第6駆逐隊の身長全員何センチ?」
「たしか…147くらいなのです!」
「なら多分これでも使えるかな~設計図完成!
これを夕張の所に持っていってね」
「了解なのです!」

「F15~ここの設計間違えてない?」
「ん、そこは翼の中にある燃料タンクだから大丈夫。」
「OK。第六駆逐隊対応ね」
「うん。多分飛べると思う
、揚力や重心も加味したから」
「おなじ身長の子なら飛べるはず」
「OK。」

「これすごいのです!
空をほんとに飛べるのです!
ありがとうなのです!嬉しいのです!」
「ありがとうとは、嬉しいですね…」
「そうですねぇ」
「未来への投資、か…」
「それもそうですね」
「いつかあの子が、この空を自由に飛び回れるように、
奮闘しないと行けないわけです。」
「そうですね」
「夕張さん」
「なんですかぁ?」
「この艤装、見てて思ったんですが、ここの部分…
とあるものつけれそうなんです」
「うーん…?ほんとですね。やっちゃいますか!」
「えぇ、超電磁砲です。」 
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