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新ヘタリア学園

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第三千四百八十六話  女の子が読んでも

第三千四百八十六話  女の子が読んでも
 生徒会の面々は妹さん達で構成されている裏生徒会にスケ番の恰好になることを依頼しました、そのこと自体は頷いてもらいましたが。
「これは絶対に駄目ですわ」
「そうだよな」
 フランスは極虎一家を読んだうえでの自分の妹さんのコメントに頷きました。
「口髭はないからな」
「この方本当に女性ですか?」
 フランス妹も思うことでした。
「女装ではないですか?立って、ですし」
「女の人も立って出来るよな」
「普通はしませんわ」
 お兄さんに真顔で返しました。
「冷えるわい、というお言葉も」
「やっぱり違うか」
「はい、口癖はあんまりですし」
「だから普通のスケ番の恰好でいいからな」
 こう返すフランスでした。
「本当に」
「週刊少年マガジンでいいですね」
「コンポラ先生とかでいいよ」
「それでは」
 フランス妹はそちらには素直に頷きました、見れば枢軸国の妹さん達はそれぞれのお兄さん達のところに行って今はいません。


第三千四百八十六話   完


                    2024・6・19

 
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