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スーパー戦隊超決戦

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第十八話 最初の決戦その十一

「そうしたら」
「それはいいな」
「そうですね」
「確かに」
 桃井だけでなくメタルエーとナリアも龍井親子の提案に頷いた。
「それではです」
「そちら移動して戦いますか」
「そうしよう」
 桃井は再び賛成の意を述べた。
「なら今すぐにな」
「うん、そっちに行ってね」
「戦ってね」
「ふむ。見物人の人が来てもだ」
 猿原も出て来て言ってきた、ドンブラザースの面々が店の中から次々と出て来て桃井の横に並んできている中でのことだ。
「あそこなら人に迷惑はかけない」
「そうね、及ぶ場所じゃないけれど」
 鬼頭も言って来た。
「あそこはいいわね」
「すぐに移動しましょう」
 雉野も是非にと言った。
「そうしましょう」
「敵もいいと言った」 
 犬塚はそれならと続いた。
「なら丁度いい」
「よし、戦いですね」
 桃谷は意気込みを見せた。
「海岸で」
「そうだ、他の戦隊も来てだ」
 その海岸にとだ、桃井は仲間達に話した。
「戦いになる」
「そうだな」
「じゃあ今からそっちに行きましょう」
「お店には留守番の人も置いて」
「そのうえでな」
「僕達も」
「留守番は俺がする」
 五色田も来て言ってきた。
「だから安心してくれ」
「あんたがか」
「ゼンカイジャーの連中と一緒にな」
 彼等と、というのだ。
「守る」
「そうしてくれるか」
「そしてだ」
 五色田はさらに言った。
「俺達以外の戦隊はな」
「ああ、戦いにだな」
「行く」
 こう言うのだった。
「ドンブラザース以外の戦隊もな」
「わかった、それならだ」
 桃井は五色田の言葉に頷いて言った。
「行って来る」
「待っている」
 五色田は戦場に向かう桃井に言った、その顔は真剣そのものであり声も同じだった。その顔と声で言うのだった。
「勝って帰るのをな」
「安心しろ、必ずだ」
 桃井も同じ顔と声で応えた。
「俺達は勝つ」
「そうしてくるな」
「そしてだ」 
 そのうえでというのだった。
「勝ったらいいな」
「お祝いのだな」
「パーティーだ、沖縄料理でな」
 それでというのだ。
「そうする、いいな」
「用意しておく」
「そういうことだ、だからお前達はだ」
 メタルエー達に顔を戻して告げた。 
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