| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千四百六十話  学校の中を歩くと

第三千四百六十話  学校の中を歩くと
 枢軸国の面々は日本の昭和の不良の恰好で学校の中を歩いてみました、そうしてみるとなのでした。
「へえ、変わってるけれど」
「結構恰好いい?」
「不良の恰好らしいけれど」
「昔の日本さんの不良の恰好ってああなのね」
「悪い感じじゃないね」
 イタリアはサングラスをかけた状態で言いました。
「評判は」
「そうだな、ボンタンと超長ランもな」
 ドイツも言います。
「中々評判がいいみたいだな」
「はい、これはこれでです」 
 日本はこう返しました、三国共詰襟はハイカラーです。
「恰好いいと言えますね」
「本当に独特だな」
 ロマーノはマスクをしています。
「動きやすさは無視してるな」
「しかも暑いな」
 プロイセンは前ボタン全開でさらしを巻いています。
「どうもな」
「けれど何か悪くないかも」
 最後にスケ番のハンガリーが言います、横一列に並んで学校の中を歩いています。


第三千四百六十話   完


                  2024・6・6

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧