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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その十二

「言っても言い足りない宗教だからね」
「それでなんですね」
「そもそも教祖様が女の人でしょ」
 おみちはです。
「婦人会もあるし」
「おさしづで直接言われたんですおね」
「作る様にね」
「青年会は自分達で作って」
「そうよ」
 おみちには婦人会という女性の組織があります、おみちの奥さんが所属していてその下に女子青年会がありますしお子さんの少年会も仕込む立場にあります。
「それでね」
「青年会はですね」
「婦人会があるなら」
 それならです。
「それならってなってね」
「作った組織ですね」
「組織って言うと変な感じするけれどね」  
 私としてはです。
「悪の何とかみたいで」
「まあ人が創った集まりってことで」
「そう言ったのね」
「はい、組織って」
 その様にというのです。
「言いました」
「それだけね」
「別に何も思うところはなくて」
「そう言っただけね」
「そうです、それで婦人会はおさしづで」
「作る様に言われてね」
 親神様直々にです。
「確か本席さんのお口を借りてね」
「飯降伊蔵先生ですね」
「そう、その方のね」
 教祖様の次に親神様のおさしづをお話する役目を受けた方です、おみちにおいてはとても重要な立場におられる方です。
「お口を借りてね」
「言われたことで」
「それでなのよ」
 そこからです。 
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