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夢幻水滸伝

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第三百五十話 西部統一その十

「明日の朝がな」
「大変ですね」
「もう二日酔いもな」 
 そうなることもというのだ。
「頭に入れてるわ」
「二日酔いになるなら」
 ミニーが言ってきた、その手にはフライドチキンがある。
「朝は汗をかいて」
「お風呂も入ってな」
「すっきりしまして」
 そうしてというのだ。
「それからですね」
「そうするな」
「出来れば」
 ミニーはさらに話した。
「サウナがええですね」
「あのお風呂な」
「汗をどっとかきますので」
「水風呂も入るしな」
「二日酔いにはです」
 何と言ってもというのだ。
「一番です」
「そやな」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「明日の朝よかったら」
「サウナにやな」
「入られるべきです」
「ここにおる全員かもな」
 トウェインは笑ってこう返した。
「明日の朝サウナに入るのは」
「ああ、ここでですね」
 デリーロがトウェインは今全員と言ったのはどうしてかと話した。
「皆酔い潰れるので」
「そうなるまで飲んで食うからな」
 トウェインもその通りだと答えた。
「それでや」
「その為にですね」
「そや」
 まさにというのだ。
「皆でな」
「サウナですか」
「そして水風呂にな」
「他のお風呂もですね」
「湯舟とかにもな、実はや」 
 トウェインは笑顔で話した。
「この家日本みたいにや」
「お風呂充実してますか」
「湯舟のお風呂、それに水風呂と」
「サウナがですか」
「あるさかいな」
 だからだというのだ。
「全部にな」
「皆で入りますか」
「そうしてな」
「お酒を抜きますか」
「その前にお水飲んでトレーニングをして」 
 シャンパンを飲んでから話した。
「そしてな」
「お風呂ですか」
「そうしたらな」
「もうお酒はですね」
「完全に抜けてな」
 そうなりとだ、トウェインはデリーロに話した。
「朝からお仕事が出来るわ」
「ああ、それですか」 
 オコナーはトウェインの話にマッシュポテトを食べロゼのワインをごくごくと飲んでからそのうえで応えた。
「二日酔いになれば」
「お仕事に影響が出るからな」 
「それで、ですね」
「二日酔いになったらな」
 そうなればというのだ。 
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