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ハッピークローバー

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第百二十九話 運動会の進展その三

「あれよ」
「そうよね」
「それでモーニングはね」
 留奈はさらに話した。
「喫茶店の」
「ボリュームあって」
「スパゲティは鉄板で」
「やっぱりボリュームあって」
「台湾料理も入ってるし」
「あれは確か」
 台湾と聞いてだ、富美子は言った。
「台湾出身のプロ野球選手の」
「郭源治さんよね」
「あの人がお店やってたから」
 台湾出身のこの元プロ野球選手がというのだ。
「それでね」
「台湾料理定着したってね」
「言う人いるわね」
「そうよね」
「それで鶏もね」 
 理虹はこちらの話をした。
「何といってもね」
「名古屋コーチンよね」
「そう、それよ」
 留奈にまさにと答えた。
「やっぱりね」
「それが有名よね」
「それで甘いものはね」
「ういろうよね」
「もうね、名古屋っていったら」
「そうした食べものよね」
「海老にね」
 これに加えてというのだ。
「他にも色々独特だけれど」
「食べものはそうよね」
「もうドラゴンズと」
 この野球チームと、というのだ。
「それにね」
「食べものは」
「独特で」 
 そうであってというのだ。
「私海老食べても」
「名古屋思い出すのね」
「ちょっとね、名古屋も悪くないわよね」
「あそこもね、織田信長さんもいたしね」
「あの人そのまま名古屋人よね」
「今で言うとね、生まれたのがね」
 その場所はというと。
「名古屋市内だから」
「今で言うと」
「清州城ってね」
 信長の居城として有名である。
「名古屋城の傍にあったしね」
「あのお城取り壊して名古屋城築いたのよね」
「そうだしね」
「そう思うと生粋の名古屋人ねあの人」
「だからお味噌好きで」
 焼き味噌という料理を舞食食べていたという。
「喋る言葉もね」
「尾張弁ってね」
「名古屋弁だから」  
 それになるからだというのだ。
「そのままね」
「あの人名古屋人ね」
「そうよ、ただね」
 理虹はこうも言った。
「あの人私結構好きだけれど」
「どうしたの?」
「いや、昔変なイメージあったのよ」
「変な?」
「名古屋の人だから」 
 今で言うと、というのだ。 
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