スーパー戦隊超決戦
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第十四話 微かに見えたその六
「その毒蛇は」
「何だ、知っているのか」
「はい」
ドレイクに正直に答えた。
「私も」
「そうなんだな」
「我々は数多くの沖縄の本を買って読みましたが」
メタルエーはこのことから話した。
「しかしです」
「それでもか?」
「その蛇達が載っていた本は一冊だけでした」
こうターゲイトに話した。
「その本にです」
「その連中が載ってたんだな」
「そうでした、どちらも沖縄でも限られた島にしか棲息していない」
「数の少ない蛇か」
「極めて」
そうだというのだ。
「これが」
「それでか」
「中々です」
「俺達も知らなかったんだな」
「はい、ですが」
それでもとだ、メタルエーは話した。
「今です」
「話してくれた通りか」
「そうした蛇達もいます」
沖縄にはというのだ。
「確かに」
「そうか、それでこの動物園にはいるのか」
「いなかったかと」
メタルエーはドレイクに率直な態度で答えた。
「残念ですが」
「そうなんだな」
「申し上げた通り非常に数は少ないので」
その為にというのだ。
「ですから」
「動物園にもか」
「いる動物園は」
それはというと。
「確かです」
「ないんだな」
「そうだったかと」
「それは残念だな」
ドレイクは心から言った。
「会えないのはな」
「全くだな」
膜インも頷いた。
「珍しい生きものこそな」
「会いたいものだ」
「その通りだな」
「残念ですが」
メタルエーはそれでもと話した。
「機会があればです」
「会えるか」
「そう考えまして」
そうしてというのだ。
「そのうえで、です」
「生きもの達も見ていくことか」
「そうしていきましょう」
「そうだな」
膜インはメタルエーのその言葉に頷いた。
「ヒヤンもハイもな」
「機会があればということで」
「またな」
「会える時を楽しみにしておきましょう」
「そうしような」
こうした話もした、その上で動物園にいたが彼等が動物園を出た時に横を擦れ違った老人を見てだった。
グレプタは眉を顰めさせてだ、仲間達に言った。
「似ていたな」
「ああ」
筋ゴグンも確かにと頷いた。
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