スーパー戦隊超決戦
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十三話 沖縄へその十三
「まさにです」
「全くだったね」
「影も形もなくです」
「そこで大和が感じたし」
「間違いなくです」
「ドクターマンは沖縄にいるよ」
「そうです、ですから」
それ故にとだ、ブルーンはさらに話した。
「ここはです」
「皆で念入りに探すことだね」
「そうしましょう」
「そうだね」
ステイシーはブルーンの言葉に真面目な顔で頷いて言った、見れば全員船室のリビングのソファーに座って飲み食い出来るものはそうしている。
「今の僕達は。ただ」
「ただ?」
「いや、沖縄はいい場所だけれど」
ステイシーは五色田に寂しそうに話した。
「ヤツデはどうしてるかなってね」
「ああ、祖母ちゃんが」
「うん、心配だよ」
「何なら電話したらどうかな」
五色田は寂しそうなステイシーにこう提案した。
「俺は毎日メール受け取ってラインもやってるよ」
「君はそうしてるんだ」
「うん、だからステイシーも」
彼もというのだ。
「どうかな」
「忘れていたよ」
ステイシーは五色田にはっという顔になって応えた。
「僕もヤツデとだよ」
「メール交換出来るだろ」
「ラインもね、ヤツデがいたら」
五色田の祖母である彼女がというのだ。
「もうね」
「かなり違うよな」
「うん、ただお店があるから」
こちらのことがというのだ。
「仕方ないね」
「そうだよ、祖母ちゃんも沖縄行きたかったけれどな」
「そう言っていても」
「お店のことがあるからな」
それ故にというのだ。
「セッちゃんと一緒にな」
「東京のお店にいるね」
「そうだよ、ただな」
ここで五色田はヤツデについてこんな話もした。
「祖母ちゃん若い頃はすげえもてたんだよ」
「うん、そうだろうね」
ステイシーは五色田の今の言葉に微笑んで応えた。
「前もそんなこと話したけれど」
「そうだったよな、可愛くてスタイルもな」
「よくて」
「水着特にビキニになったら」
その時はというのだ。
「周りの目が釘付けになる様な」
「もて方だったんだね」
「そうらしいんだよ」
「今もお顔立ち整ってるね」
「そうだね」
カッターナーとリッキーも話した。
「充分可愛いよね」
「本当にね」
「そういうのを見たら」
それならとだ、ステイシーは二人の言葉を聞いてさらに言った。
「若い頃のこともね」
「わかるよな」
「うん、よくね」
「私達顔負けよね」
フリントは腕を組んで神妙な顔になって述べた。
ページ上へ戻る