新ヘタリア学園
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第三千三百五十九話 観光客が少ない
第三千三百五十九話 観光客が少ない
リヒテンシュタインには最近一つ悩みがあります、その悩みは一体どういったものかといいますと。
「観光客が少ないのです」
「おいらもないぞ」
それはモルドバもでした。
「というかお金もないぞ」
「そ、そうでしたね」
リヒテンシュタインは戸惑って応えました。
「モルドバさんは」
「それで観光なんてだぞ」
さらに言うモルドバでした。
「お部屋も散らかってるし考えられないぞ」
「大変ですね」
「お金が欲しいぞ」
「ま、まあそれはどなたもですね」
「それでリヒテンシュタインはなんだな」
「はい、観光客の方々に来て欲しいです」
モルドバに言いました。
「どうか」
「そうなんだな」
「何かいい案はあるでしょうか」
本気で考えるリヒテンシュタインでした、観光は重要な産業であるのでこの国も悩んでいるのです。
第三千三百五十九話 完
2024・4・17
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